僕も映画を見るの好きですので、同じ気持ちです。
2021年10月には「鬼滅の刃」の映画『鬼滅の刃 無限列車編』が上映され、2022年1月は『劇場版 呪術廻戦0』が好調な数値を叩き出しているようです。
鬼滅の刃は、いまだに、子供とハマってます(笑)
そんな映画を見たくても、外出が難しい状況でも成功している映画ビジネスが存在します。
調査の結果、現在注目されているのは『ドライブインシアター』という施設です。
本記事で詳しく紹介したいと思います。
本記事では、こんな疑問を解決します
- ドライブインシアターとは何か
- なぜ今ドライブインシアターが熱いのか
- ドライブインシアターから学べることとは
本記事の執筆者
現在、新型コロナウイルスの影響で会社の売上が減少したり、職を失ったりといった困難な状況にある方も多いかと思います。
この記事を読むことで、新たなアイデアや気づきが生まれる可能性があります。
自分の業界では一般的な方法や手法が存在する一方で、他の業界では革命的な手法として取り入れられている場合もあります。
もし記事の中から役立つ情報が見つかれば、積極的に参考にして取り入れてみてください!
ドライブインシアターとは
駐車場に超巨大なスクリーンを立てて、お客さんは車に乗ったままそのスクリーンに映し出される映画を楽しむ、それがドライブインシアターです。
映画の音声は、FMラジオの周波数に合わせて聞くことができます。
ドライブインシアターは、1930年代に自動車大国のアメリカで生まれました。
1950年代には、4,000箇所以上もの場所で楽しめる場所が増加しました。
日本にはアメリカで生まれてから約30年後の1960年初頭に入ってきました。
東京都の砂川町で、国内初のドライブインシアターが開業されました。
しかし、1980年代や1990年代に流行したドライブインシアターは、時が経つにつれて姿を消してしまったのです。
ドライブインシアターが衰退した理由
- シネコン(シネマコンプレックス)の普及
- 天候によっては中止してしまう(安定的なビジネスではない)
- レンタルビジネスの普及
- 環境への配慮からアイドリングストップが推進され、二酸化炭素排出量を減少させる動きが広まったから
なぜ今ドライブインシアターが熱いのか
近頃、再びドライブインシアターが注目を集めています。
「大きなスクリーンで映画を楽しみたいけれど、人ごみが不安...」という思いを抱く人々が増えているからです。
ドライブインシアターは、そんな方々の心配事を解消しつつ、映画を気兼ねなく楽しめる場所として脚光を浴びています。
映画主催者側の視点
お客さんには、映画館に足を運んでもらいたい。
ただし、人が集まりすぎないようにするために、入場人数を制限する必要があります。
しかし、これにより売り上げが予想に届かないことが懸念されます。
最悪の場合、映画館を閉館せざるを得ない状況になる可能性もあります。
また、映画業界関係者は一つ心配事を抱えています。
それは、映画を楽しむ人々が減少してしまう可能性です。
国内の映画市場は、決して広がっているわけではありません。
近年、映画市場はほぼ横ばいの状態が続いています。
将来的には減少する可能性も考えられますが、ヒット作品が出れば逆に収益が伸びる可能性もあります。
映画の人気が下降しないようにし、売り上げを確保するため、映画関係者たち(イベントビジネスに従事する人々も含む)はドライブインシアターを企画し、事業を継続しようと努力しています。
映画を見る側の視点
映画を観る人にとって最初に気になることは「入場料金」です。
料金はイベントごとに異なりますが、通常は1台あたりの支払いが一般的です。
そのため、車1台で多くの家族や友人と一緒に観る方が経済的です。
ドライブインシアターのメリット
- 声を出しても他人に迷惑がかからない
- 面白い映画であれば、大笑いしてもOK
- 映画館と部屋の間ぐらいの感覚で、リラックスしながら映画鑑賞が可能
- 他の人に気を遣わずに好きなものを食べ飲みながら楽しめる
- 小さな子供が退屈になって騒いだり泣いたりしても、退席する必要はありません
ドライブインシアターの魅力は、映画館で味わう非日常的な体験しつつ、自宅のくつろぎと同様の雰囲気で楽しめる点にあります。
「Outdoor Theater Japan」や「Do it Theater」といった団体が、日本全国で開催されるドライブインシアターのイベントによって盛り上がりを見せています。
Do it Theaterの「今こそ、ドライブインシアターをつくろう。」
まとめ:ドライブインシアターがコロナ禍で今熱いビジネス
コロナ禍の中で、「映画館で映画を楽しみたいけれど、人ごみは避けたい」という思いが広がっています。
そのため、映画館経営者たちは大きな影響を受けています。
この中で、昔人気のあったドライブインシアターが、今再び注目を浴びています。
日本国内では、最後に営業していたドライブインシアターである大磯が2010年10月に閉館して以来、一時的にその姿を消していましたが、再び息を吹き返してきたのです。
この昔ながらのビジネスは、若者にとっては「新しい体験」、年配の方にとっては「懐かしい思い出(若いころの思い出を再び味わえる)」となります。
ただし、同じ方法をただ複製するだけでは、衰退が早まってしまうと僕は考えています。
そのためには、たとえばIT技術と組み合わせた新しいドライブインシアターや、映画以外の別のエンターテインメントとコラボレーションするなど、現代とクラシックな要素を融合させ、新たなドライブインシアターを生み出すことが求められます。
(もし既にそのような取り組みがある場合は、私の知識の限界かもしれません。申し訳ございません。)
今回、僕がドライブインシアターのビジネスについて調査し、学んだことは、
「今こそ、意図的にクラシックなビジネスモデルを取り入れること」です。
あなたのビジネスでも、最新の手法を追求することは重要ですが、わざと古典的な手法を取り入れることで、新たなビジネスチャンスが芽生えるかもしれません。
最後に、もしもあなたもドライブインシアターを体験したいと思うのであれば、
というウェブサイトで情報をチェックして、映画を楽しんでみましょう!
いやぁ~、映画ってホントいいもんですね~。