こんな疑問にお答えします
本記事の内容
- ポイントサイトとは
- ポイントサイトによっては付与されるポイントが異なる3つの理由
- ポイントサイトへの掲載を毛嫌いする広告主とは
本記事の執筆者
新型コロナの影響で副業を始める人が増えました。
中でも「ポイ活」が人気。
ポイントを貯める活動ですのことを言います。
Googleトレンドを見ると、「ポイ活」の検索数が上がっていることがわかります。
僕自身、ポイントサイト関連の仕事をしており、ポイントを効率的に貯める方法を知っています。
この記事では、ポイントサイトがどうやってお金を稼いでいるかを説明します。。
さらに、ブログ運営者に役立つアフィリエイトの情報も紹介します。
目 次
ポイントサイトとは
それは、ポイントサイトがユーザーにアフィリエイト広告の案件を紹介しているWebメディアだからです。
つまり、ポイントサイトはアフィリエイトサイトということです。
ビジネスの流れは以下のようになります。
- ASPから案件を探す(もしくはASPから案件を紹介してもらう)
- ユーザーに付与するポイントを決める
- ポイントサイトで案件を紹介する
- ユーザーに案件が始まったことを告知する(例:メルマガ)
- ユーザーが案件を利用する(=成果の発生)
- 広告主がASPの管理画面で承認作業を行う/li>
- 広告主は承認した分の広告費をASPに支払う
- ASPはポイントサイトに成果報酬を支払う
- ポイントサイトは支払われた成果報酬の一部をユーザーにポイントとして付与する
つまり、ポイントは広告主が払った報酬から来ています。
例えば、10,000円の報酬の広告があったとします。
その中から、利用者には5,000円のポイントを渡します。
残った5,000円が運営会社の収益になります。
ポイントサイトを運営する会社は、より多くの利益を得たいという一方で、付与するポイントが少なすぎると、ユーザーが利用しないリスクがあります。
そのため、ポイントサイトは限界点を計算して、いくらポイントを付与することを決めています。
このように、ポイントサイトはアフィリエイトと密接に関わっているWebメディアなのです。
ポイントサイトによって、付与されるポイントが異なる訳
便利なサイトをご紹介しましょう。
検索ボックスに「Oisix」と入力して検索してみてください。
そうすると、Oisixに関連する案件名とポイントサイトの名前が表示されるはずです。
同じOisixの案件でも、ポイントサイトごとにもらえるポイントが異なることがわかります。
つまり、どこ得?は、どのポイントサイトが一番多くのポイントをもらえるかがわかるのです。
ポイントサイトごとに異なる方針を持っているからで、必ずしも一つの理由ではありませんが、以下の3つの理由が主な要因です。
- 広告主から「特単」をもらっているため
- ユーザーが他のポイントサイトに移らないように多くのポイントを提供しているから
- ユーザーを惹きつけるための魅力的な案件として設定されているため
それぞれのポイントサイトが異なる考え方を持っていますので、選ぶポイントサイトによって得られるポイントも違うのです。
広告主から「特別単価」をもらっているため
広告主は成果を上げるため、特定のアフィリエイターに普通と違う高い報酬を支払いをします。
この特別な支払いを「特単」と呼びます。
例えば、通常は成果報酬が1万円で、ユーザーには5千円のポイントが渡り、残りの5千円が運営側の収益になります。
しかし、「特単」により、ユーザーのポイントが6千円に増え、運営側の収益も6千円になるのです。
そのため、「特単」はユーザーの報酬も変わります。
ポイントサイトのトップページにあるタイムセール枠を毎日チェックすることを勧めます。
ポイ活する際には、大事なチェックポイントのひとつです。
ユーザーが他のポイントサイトに移らないように多くのポイントを提供しているから
「どこ得?」は様々なポイントサイトを調べることができます。
このサービスは、ポイントサイトを提供している会社にも知られています。
ユーザーは、魅力的な条件の案件を探して、より多くのポイントを得るために別のサイトへ移ることがあります。
これにより、他のサイトとの競争で、報酬を高めようという動きが生まれています。
ユーザーを惹きつけるための魅力的な案件として設定されているため
ポイントサイトは、さまざまな手段で会員を集めています。
その中のひとつは、ユーザーに提供するポイントにお得感を組み込む手法です。
例えば、10,000円の案件で、5,000円をユーザーにポイントで渡す場合、残りの5,000円が運営側の儲けになります。
しかし、ここでは異なります。
10,000円をユーザーにそのままポイントとして付与し、利益は0円です。
初めて来た人は、「ここのサイトは得する案件が多い」と思って、会員になります。
運営側はすぐには儲からないけど、ユーザーが次に参加する案件で、長い目で見れば元が取れる計算です。
だから、とても得する案件を用意しています。
このおかげで、会員登録が増え、広告費も節約できます。
もちろん、常連さんにも、サイトを見に来る理由を常に提供しています。
「今日はどんな得する案件があるかな?」という期待で、サイトを訪れるきっかけになります。
これは、スーパーの目玉商品みたいな戦略(客寄せパンダ)です。
このため、同じ案件であっても、ポイントサイトによってもらえるポイントの額が異なる現象が生じるのです。
ポイントサイトへの掲載を毛嫌いする広告主
ポイントサイトはウェブ上で多くの利用者を引きつけるため、多くのアフィリエイトの成果が発生します。
僕は本業で、ポイントサイトを使って集客を行った経験があり、1ヶ月で約1,000人のユーザーを獲得することもありました。
しかし、アフィリエイトの広告主には、ポイントサイトへの掲載を好ましく思わない人もいます。
a8ネットのプログラムを検索できるページを見ると、ポイントサイトに広告を載せることが許可されていない案件が多数あることがわかります。
-
【成功体験談をシェア】a8ネットでの7つの稼ぎ方を暴露します
その主な理由は、ポイントサイトの利用者がポイントを目的としており、サービス利用後にキャンセルすることが多いからです。
これでは広告主が望む長期的な利用者を得られません。
対照的に、ブログやアフィリエイトサイトはポイントを提供しないため、サービスを真剣に使いたい人だけが広告主のサイトを訪れます。
これにより高い成果が期待できます。
ただし、ポイントサイトに比べて、これらのサイトの集客力は劣ります。
ポイントサイトを避ける広告主は、質の高いブログやアフィリエイトサイトを求めています。
多くの案件がポイントサイトにあると思われがちですが、実際はそうではありません。
ユーザーの質を重視する広告主にとって、ポイントサイトに掲載されない広告が多いのです。
まとめ:ポイントサイトとアフィリエイトの秘密を解き明かす!驚きの関係性とは?
本記事を簡単にまとめると…
本記事のまとめ
ポイントサイトの商流
- (1)ASPから案件を探す(もしくはASPから案件を紹介してもらう)
- (2)ユーザーに付与するポイントを決める
- (3)ポイントサイトで案件を紹介する
- (4)ユーザーに案件が始まったことを告知する(例:メルマガ)
- (5)ユーザーが案件を利用する(=コンバージョンが発生する)
- (6)広告主がASPの管理画面で承認作業を行う
- (7)広告主は承認した分の広告費をASPに支払う
- (8)ASPはポイントサイトに成果報酬を支払う
- (9)支払われた成果報酬の一部をユーザーにポイントとして付与
ポイントサイトによってはなぜ付与されるポイントが異なるのか
- 広告主から「特単」をもらっているため
- ユーザーが他のポイントサイトに移らないように多くのポイントを提供しているから
- ユーザーを惹きつけるための魅力的な案件として設定されているため
ポイントサイトへの掲載を毛嫌いする広告主
- ポイントサイトに集まるユーザーの目的は、「サービスを利用すること」ではなく、「ポイントを集めること」なので退会やキャンセルが多い
- ブログやアフィリエイトサイトは、ユーザーにポイントを還元する仕組みを持っていないので、サービスを使いたいと思うユーザーだけが広告主のWebサイトに来て、コンバージョンしてくれるので、サービスを長く利用してくれる可能性が高い
広告を出したい人たちは、成果を最大にしたいと思いつつ、ポイントサイトへの掲載は避けたがることがあります。
ブロガーやアフィリエイターなら、自サイトにそんな広告を載せ、成果が出たら特別な条件での契約を目指して交渉してみましょう。
この試みがうまくいくことも考えられます。
そうすると、広告主がポイントサイトをどう見ているかを知ることで、ブロガーには新しい機会が見えてくるかもしれません。
この視点を楽しむやり方もあります。