こんな疑問にお答えします
本記事の内容
- ChatGPTを使ってブログを作ることでの5つのデメリット
本記事の執筆者
僕はブログを書き始めて3年目(そのうち1年は休んでいました)のまだまだ初心者の部類に入りますが、試行錯誤しながらブログ運営してきました。
そして、2023年3月になってから、一歩遅れてしまいましたがAIの世界、特にChatGPTに熱中しています。
自分なりのブログ執筆までのパターンというのができていたのですが、ChatGPTの出現によって良い意味で壊されてしまいました。
そんなChatGPTがブログ運営に与えるメリットはこちらでまとめてあります。
メリットを知ったら、気になるのはデメリットですよね?
本記事では、ブログ運営でChatGPTを活用することのデメリットを解説していきます。
こんな方々には特に読んで欲しい記事になっています。
- ブログ運営している方
- ChatGPTを活用するメリットは理解しているのでデメリットが知りたい方
本記事を最後まで読むと、デメリットを認識した上で、ブログ運営にChatGPTを活用したくなるはず。
食わず嫌いせずに、まずはChatGPTの登録をしましょう。
目 次
ChatGPTを使ってブログを作る5つのデメリット
ブログ運営でChatGPTを活用する上で5つのデメリットがあります。
- ChatGPTは完璧ではない
- 不適切な回答を返すことがある
- 文章が完璧ではない
- 読者が飽きてしまうかもしれない
- ブログの個性が失われる
それぞれ解説していきます。
ChatGPTは完璧ではない
ChatGPTは現在利用可能な最も高度な人工知能を持っていますが、完璧ではありません。
ChatGPTについて尋ねたところ、以下の3つの理由が返ってきました。
データが偏っている可能性があるため、誤った答えを出すことがある
例えば、ChatGPTが学習するために使われたデータに、ある社会的グループや文化的背景に属する人々の言葉が足りていない場合があります。それが原因で、そのグループとの対話において、正確な答えを出せないことがあります。
意図しないバイアスがあるため、不公平な答えを出すことがある
ChatGPTが学習するために使われたデータに、人間が持つバイアスが含まれている場合があります。例えば、特定の性別や人種に対して差別的な言葉を使ってしまうことがあります。
推論をする際に、不備があるため、間違った答えを出すことがある
ChatGPTは、学習するために大量のデータを使っているため、そのデータに不備があることがあります。また、人間のように総合的な理解力を持っていないため、論理的に正しくない結論を導いてしまうことがあります。
このようなことから、1本のブログ記事を作る工程の中で、様々な調査をする必要があるかと思います。
100%ChatGPTに任せてしまうのは問題が起きてしまう可能性があるため、ChatGPTに調べさせつつ、あなた自身も手を動かして、裏付け調査したほうがよいでしょう。
不適切な回答を返すことがある
不適切な回答を返すことがある点についても、ChatGPTに尋ねたところ、以下の回答が来ました。
学習データに偏りがあるため
ChatGPTは大量の文章を学習しているため、回答を返す際にはその学習データを元にしています。しかし、学習データには特定の分野や文化に特化した情報が含まれていたり、偏りがあったりすることがあります。そのため、ChatGPTがそのような偏りを持ったデータを元に回答を返すと、正しい情報とは異なる回答を返すことがあります。
文脈を正しく理解できないため
ChatGPTは文章を学習しているため、それらの文章に含まれる単語や文法のパターンを学習します。しかし、文章の文脈や背景を正しく理解することは難しく、そこから正しい回答を導き出せないことがあります。
意図しないバイアスがあるため
ChatGPTが学習するデータには、人間が持つさまざまなバイアスが含まれていることがあります。例えば、ある性別や人種に対する偏見があったりすると、ChatGPTがそのようなバイアスを持った回答を返してしまうことがあります。
ChatGPTはオリジナルの答えを出すのではなく、インターネット上にあるデータから答えを返してきます。ChatGPTが参考にしたデータに問題があったとしても、ChatGPT自身がそのデータに問題があるかどうか分かっていないため、それをそのまま参考にして、私たちに答えを返します。
このようなことから、実は不適切な回答にもかかわらず、気付かずに読者に情報提供してしまったら、読者からのあなたの記事並びにあなた自身の評価(SNSをしていたら、フォローしてもらえない)が下がってしまいます。
仮にChatGPTに記事を作らせた場合でも必ず確認が必要と思われます。
文章が完璧ではない
初めてChatGPTを使った時、流暢な日本語で回答が返ってきて驚きました。
しかし、文章を細かく見てみると、「日本語的に少し変だな」と感じる箇所も含まれていることがあります。
そのまま文章を使ってしまうと、「あなたの文章は変だ」と読者に思われてしまう可能性があるため、必ずチェックするようにしましょう。
読者が飽きてしまうかもしれない
ChatGPTが面白いところは、質問を少し変えただけで答えの言い回しが異なる点です。
答えの内容は同じでも、言い回しが異なると、読者が飽きないで読み続けられます。
しかし、これからChatGPTで作成された記事がネット上に増えていくと、同じ答えが同じような言葉で繰り返されることになります。
『海外SEO情報ブログ』の運営者でもある鈴木謙一氏によると、「Googleの中でも見解が別れている」模様です。
Googleスタッフであり、Webマスタートレンドアナリストでもあるジョン・ミューラー氏は
私たちにとっては、AI が書いた記事は、本質的には自動生成コンテンツの範疇にやはり分類される。人々はいろいろな手段でコンテンツを自動生成しようとするが、AI ツールを使ってコンテンツを作っていたとしても、昔からやられていたような、単語の順番を入れ替えたり同義語に置き換えたり翻訳したりといったようなことをしているなら、本質的には変わらず、ガイドライン違反だ。
昔のツールよりもコンテンツの品質は AI の方が良くなっているかもしれないが、依然として自動生成コンテンツであり、ウェブマスター向けガイドラインに違反する。スパムとみなすだろう。
一方、同じGoogleのスタッフであり、ダニー・サリバン氏は、ユーザーにとって役に立つという条件を満たせば、AI生成コンテンツを許容するスタンスをとっています。
ただ、ユーザーにとって役に立つ質の高い記事がChatGPTから出てくるのであれば問題はありませんが、おそらく毎回別々の情報をユーザーに提供することは限界があるため、GoogleはAIで作られた記事を評価しない(検索結果の上位に表示しない)と思われます。
まず質の高い記事の定義はこちらの記事にまとめています。
そして、ChatGPTがブログで活躍する場面は、記事を作る上での調査までが良いと思われます。
本文はできるだけあなたが作り、あなたの経験を盛り込むことで、Googleにも読者にも評価される記事となるでしょう。
ブログの個性が失われる
先に述べたように、ChatGPTは便利なツールであり、答えを返すのも速いのです。
しかし、人工知能が生成した答えが正確であるとは限りません。
特に、医療や法律など、命に関わる重要な分野での使用には注意が必要です。
また、人間らしい表現ができないため、顧客サービスなどのコミュニケーションにも限界があります。
ChatGPTを使う際には、その限界にも注意し、必要に応じて人間の手による修正を加えることが重要です。
まとめ:ブログ運営でChatGPTを活用することの5つのデメリット
本記事を簡単にまとめると…
本記事のまとめ
ChatGPTを使ってブログを作る5つのデメリット
- ChatGPTは完璧ではない
- 不適切な回答を返すことがある
- 文章が完璧ではない
- 読者が飽きてしまうかもしれない
- ブログの個性が失われる
ChatGPTの登場により、ブログも良い意味で影響を受けています。
「データの収集の時間が減る」「ネタの枯渇問題がなくなる」などです。
しかし、100%をAIに任せてしまうと、今のネット社会ではマイナス評価を受けてしまいます。
どこまでAIに任せるか、人間が行うべき範囲を常に考える必要があります。
誤った判断をしてしまうと、GoogleやChatGPTに嫌われ、ブログのアクセス数が激減してしまう可能性があるので、今後のAIとSEOは注視する必要があるでしょう。
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