こんな疑問にお答えします
本記事の内容
- 質の高い記事とはどんな記事か
- 質の高い記事にするためにやるべきこととは
- Googleの検索結果要因を知りたい
- Googleの検索結果要因の上位5項目の詳細を知りたい
本記事の執筆者
先日、こんなポストをしました。
【質の良い記事とは】
読者の悩みを解決してくれる記事。
そうすると、ブログの滞在時間が増える。
Googleの検索結果からブログに行き、また検索結果に戻ってくるまでの時間が長いので、質が良い記事と判断。
Googleの検索結果で上位表示される。
本記事で書こうと思っていたことの一部をポストしました。
ブログを書く上で「質の高い記事」の定義は、多くの方が漠然と考えているものです。
本記事では、僕なりの定義を示してみます。
本記事は、特に以下の方々に向けた内容となっています。
- 記事を多く書いているけど、検索順位で上位に来る記事が少ない方
- 「質の高い記事」という概念がよく理解できていない方
- 検索結果の上位に表示される記事を書きたいと考えている方
の記事を最後まで読んでいただくことで、あなたはこれまでの記事に何が足りなかったのかを理解し、「今からリライトしないと!」という気持ちになるはずです。
-
ブログの効果的なリライトのやり方講座【ブクマ推奨】
ぜひ最後までお付き合いください。
目 次
ブログにおいて質の高い記事とは
僕が定義する質の高い記事とは4つあります。
(言い変えれば、質の高い記事にするのは、4つのことをすればOK)
- 読者の悩みや課題を解決できる記事
- 信頼できる記事
- 読者にとって読みやすい記事
- Googleが高く評価している記事
これら4つを兼ね備えた記事は、多くの人々にとって価値のあるものになり、成功を収めることができます。
4つの質の高い記事について解説していきます。
質の高い記事:読者の悩みや課題を解決できる記事
Googleで検索している人たちは、何か解決したいことがあって、検索をしています。
あなたが、昨日Googleで調べたキーワードを思い出してみてください。
きっと何か分からないことや解決したいことがあって検索しているはず。
僕のブラウザの閲覧履歴を見てみたら、「ネット 制限 子供」というキーワードで調べていました。
我が家には小学生の子供がいるのですが、際限なくYouTubeを見たりゲームをしてしまっているので、インターネット自体に制限を加えようと思い、良い方法がないかと思い調べました。
実は、このキーワードを使って、次の3つの問題を解決しようと考えていました。
- インターネットを制限する方法
- 子供が長時間動画を見たりゲームをすることで、どんな悪影響があるのか
- ネットを制限することにより、子供の楽しみが減るので、何をさせるべきか
多くの人がキーワードからは、「子供のインターネットを制限する方法」を解決すべき問題と思いますが、僕たちブロガーは、検索した人が本当に知りたいことや解決したいことを深掘りすることが重要です。
インターネットを制限する方法の記事であれば、100点
インターネットを制限する方法に加えて、子供への影響を教えてくれたり、子供には何をさせるべきか提案してくれたら、120点
記事が120点の価値を持つと、読者の満足度は非常に高くなるはずです。
読者の悩みや問題を解決する記事を書くには、3つの大切なことがあります。
- あなたが持っている経験と知識を活かす
- 独自性のある記事にする
- 具体的な解決案を提案する
3つについて、もう少し詳しく解説していきます。
あなたが持っている経験と知識を活かす
例として挙げた「子供のネットの制限」で、潜在的にニーズでもある「長くネットをすることでの影響」まで考えるには、あなたの過去の経験値が必要になります。
もし僕がまだ独身で子供がいないとしたら、こんな風には考えられないかもしれません。
その立場になってみないと気づかないことがあるので、実際に経験することが大事ですね。
今回の例は、子供がいないと難しいのですが、例えば、アクセス数が伸び悩むブロガーに向けてアクセス数を増やす方法を記事にする場合、自分自身で試した施策の結果をシェアすると良いでしょう。
そうすることで、これまでに培った知識を活かして、読者にとって役立つ内容を提供できるのです。
独自性のある記事にする
「あなたなりの答えを提示すること」
これが独自性のある記事につながります。
読者はありきたりな答え(記事)は求めていません。
あなたが導き出した、答えが欲しいのです。
例えば、あなたが書いた記事が、あるキーワードで検索順位で3位だったとします。
読者は、1位に表示されているブログを見て、次にあなたの記事を見た時に、1位の記事の答えとあなたの答えが同じだった場合、読者にとって、おそらくあなたの記事の価値は下がります。
別にあなたは1位に表示されている記事を参考にして、記事を書いていなかったとしても。
なぜなら、読者にとっては、あなたの記事は二番煎じだから。
せっかく、時間をかけて書いた記事にもかかわらず、価値が低い記事と読者に烙印を押されてしまったら、もったいないです。
だからこそ、あなたの「経験」と「知識」を活かし、独自性のある記事を書くことが大切なのです。
具体的な解決案を提案する
インターネットを制限する方法の記事であれば、100点
インターネットを制限する方法に加えて、子供への影響を教えてくれたり、子供には何をさせるべきか提案してくれたら、120点
読者が抱えている問題や課題を解決してあげるだけでも100点にはなります。
でも、一度訪問してくれた読者には、またあなたのブログに来てほしいと思いますよね?
リピーターになってもらうためには、さらに上を目指す必要があります。
では、100点と120点の違いは何でしょうか?
それは、読者に新しい提案をしてみることです。
【例】
インターネットの使用を制限する方法をお伝えしましたが、それによって子供たちに自由な時間が生まれるはずです。
その時間を親子で遊ぶ時間にしませんか?
最近は子供たちがゲームに夢中で、運動不足になりがちです。
そんな時こそ、親子でスポーツを楽しむのはどうでしょう?
トランポリンを使ったアクティビティはどうですか?
これは、子供だけでなく、あなた自身の運動不足解消にもつながります。
もしもお腹周りが気になるなら、これはトランポリンを試す絶好の機会かもしれませんよ。
ぜひ、トランポリンを体験してみてください。
無料体験を提供しているところもあるので、こちらのWebサイトから探してみてはどうでしょうか?
このように、記事に新しい提案を加えることで、読者はあなたの記事にもっと興味を持ち、再訪したくなるはずです。
尚且つ、「こちらのWebサイトから」にアフィリエイトのリンクが貼ることができてしまえば、もしかしたら、あなたの報酬につながるかもしれません。
まずは100点の記事を心がけつつ、可能であれば120点を目指して、読者にとって価値のある提案をしてみてください。
質の高い記事:信頼できる記事
僕が定義する質の高い記事2つ目が「信頼できる記事」
記事の中で「この話は真実です。信頼してください」と強調しても、読者は「本当にそうかな?」と疑ってしまうものです。
最近は、ウェブサイトにたくさんの人に訪れてもらって、多くの収益を得たいからといって、事実を誇張したり、歪めたりすることが多くなっています。
それで、読者も半信半疑で情報を見るようになってしまっています。
信頼できる記事を作るためには、以下の4点が大切です。
- 専門性を持っていること
- 権威性が感じられること
- 論理的な構成であること
- 具体的な例が挙げられていること
専門性を持っていること
僕はWeb業界に20年間携わり、Webマーケティングの仕事も8年ほど経験しています。
(詳しくはプロフィールをご覧ください。)
NaoYama Blogでは主にWebマーケティングに関する情報をお届けしていますが、専門性がないグルメや音楽の情報も発信していたら、どうでしょうか?
グルメや音楽は全くの素人なので、それらしいことを書けたとしても、おそらく多くの人には「素人の戯言」にしか思われず、記事に対して信頼性が薄いでしょう。
一方、Webマーケティングは業界歴が長く、肩書もWebマーケターとして社会貢献をしているので、そんな人間が発信している記事なので、多少なりと信頼をしてもらえているはずです。
このように、専門性を活かすことで、記事の信頼性が高まり、読者にとっても質の高い記事と思われるのです。
権威性権威性が感じられること
たとえば、あなたが体調がすぐれないとします。
医師の免許を持っていない僕が「こうすればいいのでは?」「あの薬を飲んでみたら?」と提案する記事よりも、お医者さんが「この症状にはこの対処をしましょう」とアドバイスする記事のほうが説得力がありますし、より信頼できます。
専門家であるがゆえに、その言葉には重みがあり、多くの人から信頼されるのです。
論理的な構成であること/具体的な例が挙げられていること
記事の信頼性を高めるには、論理的な構成が必要です。
- ある疑問に対して、あなたなりの答えを書きます。
- その答えの理由を書きます。
- 具体例や数値を用いて説明し、あなたが経験したことも伝えます。
- だから、あなたが主張することは正しい答えであると、再度伝える。
このように、話の筋道があっており、納得度が高い状況にすることで、あなたの答えは正しい(=信頼できる記事)と思われるのです。
実は、この記事の構成は、一般のビジネスシーンでも使えるのです。
「PREP法」という文章構成方法なのです。
P:結論(Point):①に該当
R:理由(Reason):②に該当
E:具体例(Example):③に該当
P:結論(Point):④に該当
何かあなたが主張したい記事を書く際、紹介したPREP法を用いた構成で記事を書いてみてください。
読者への説得力が上がります。
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ブログの記事構成を作り方【記事の良し悪しは構成で決まる】
質の高い記事:読者にとって読みやすい記事
あなたがどんなに役立つ内容であっても、読まれなければ意味がありません。
だからこそ、読みやすいブログ作りが大切になってきます。
以前、「【読みやすいブログ記事の作り方】あなたの記事を変える7つの秘策とは」という記事を書きました。
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【読みやすいブログ記事の作り方】あなたの記事を変える7つの秘策とは
この記事で書いたテクニックにプラスして、以下のポイントも大事。
- デザインに統一感を持たせる
- 文章が読みやすい・テンポがいい
- 画像や図解を活用する
- 適切な内部リンクを設ける
デザインに統一感を持たせる
僕はWebデザインをするとき、以下の3色を基本として選びます。
- メインカラー
- サブカラー
- 必要な場合のみ使う強調カラー
色を多用すると、読者にごちゃごちゃしている印象を与えてしまいます。
それによって、「素人が運営しているようなブログ」や「読むのが疲れるブログ」といったネガティブな印象を与えがちです。
もったいないですよね?
デザインに統一感を持たせることで、読者に余計なストレスを与えないようにしましょう。
たとえば、僕のブログ「NaoYama Blog」を具体的な名前で覚えていなくても、「青とオレンジを使ったブログ」として覚えてもらうことができます。
これが再訪のきっかけになり、読者にとって印象的なブログとなるかもしれません。
このようにデザインに統一感を持たせることは、意外と重要なのです。
例えば、猫森うむ子さんが運営する「umuco digital.」というブログでは、デザインに統一感があり、参考になる内容が多いです。
(ちょっとだけデザイナー向けの話になります)
うむ子さんは、普通の黄色(#FFFF00)を使わず、少し黒みを帯びた#FFF406を使用しています。
この色を使うことで長い時間、滞在しても目が疲れにくく、他のWebサイトでは見られない印象的な黄色を使うことで、読者の記憶に擦りこませることにも成功しているのです。
文章が読みやすい・テンポがいい
最初にお伝えします。
僕のブログでは、まだできていない部分です。
できていないですが、あえて述べさせてもらいます。
「読みやすくてテンポのいい」文章は、読者は最後まで読んでもらいやすいです。
問題点
- 文章の終わり方が常に同じ 例:「ですます」調
- 1つの文章が長い
- 使用するデバイスによっては、文字が不自然に改行される
改善案
- 「ですます」調を基本にしつつ、時々「である」とか体言止めも取り入れてみる
- 一文が長くなり過ぎないように気を付け、必要に応じて文を分割する
- 不自然な改行がないように、1つの文の文字量を適切に調整する
細かい点ですが、記事を最後まで読んでもらうためには、テンポよく読み進めてもらうことが重要です。
これまでに様々なブログを読んできましたが、特に読みやすかったのは、Tsuzukiさんとマナブさんのブログです。
彼らの書く記事はとても心地よく、いつの間にか最後まで読み終えていることがよくあります。
もし時間があれば、彼らのブログをぜひチェックしてみてください。
- TsuzukiさんのTsuzuki Blog
- マナブさんのmanablog
れらのブログについて分析した記事もありますので、興味があればぜひご覧になってください。
》【Tsuzuki Blog】Tsuzukiさんが運営するブログをSimilarwebで分析してみた
》【manablog(マナブログ)】マナブさんが運営するブログをSimilarwebで分析してみた
画像や図解を活用する
NapYama Blogでは、章が変わる時に、小見出しに合った写真画像やイラストを探してきて、入れています。
これは、読者に「ここから新しい内容が始まるよ」と伝えるためです。
また、文章で説明するより画像を使って説明した方が早く伝わる場合があります。
そういう時は、文章よりも図や写真を活用しています。
百聞は一見に如かずではないですが。
もし自分で図解が作れるなら、ぜひ積極的に使ってみてください。
ビジュアルは情報を伝える強いツールになりますから。
適切な内部リンクを設ける
SEO対策的にも効果がある内部リンクですが、記事の中で「この記事も読んでくれると理解が深まるよ」と伝えたい時、ぜひブログ内の他の記事を紹介しましょう。
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【内部リンクの貼り方】効果抜群のSEO対策を知りたくないですか?
SEO対策のために、無理やり別の記事を読ませる(リンクさせる)ことはやめましょう。
読者からすると、「どうしてこの記事をおすすめするの?」という気持ちになってしまい、興味を持って読んでいた記事から離れてしまうリスクもあります。
SEOは重要ですが、まずは読者のことを優先して考えましょう。
質の高い記事:Googleが高く評価している記事
質が高い記事かどうかは、まず読者が決めるものです。
その次に大切なのは、Googleからも高い評価を受けることです。
Googleを無視するわけにはいかないのです。
なぜなら、そうしなければ訪問者数は増えないからです。
やや古い情報にはなってしまいますが、Spark Toro社発表した2019年版の検索順位決定要因がこちら
もしかしたら、この発表からGoogleのアルゴリズムが変わっている可能性はありますが、決定要因の上位5項目について、説明していきます。
関連性(Relevance of overall page content)
あなたは、Googleの検索に関する方針をご存じですか?
関連性と信頼性が最も高い情報を提供する
引用元:検索に対するGoogleの方針
ユーザーが入れたキーワードに対して「適切な答えを持っているWebサイトを検索結果に表示させる」単純で当たり前に思えるのですが、Googleが目指していることなのです。
たとえば、ユーザーが「焼肉」について調べているのに、もし検索結果が「鍋料理」に関するものだったら、その情報のミスマッチによってユーザーは困惑し、その記事の価値だけでなく、Googleへの評価も下がってしまいます。
だからこそ、Googleはコンテンツの精度もしっかりとチェックしています。
また、Googleは質の高い検索結果を提供するために、アルゴリズムの更新を続けています。
つまり、現在上位に表示されているコンテンツは、そのキーワードに最適な情報を提供していると評価されているわけです。
ブログの記事を書く時に、「上位表示させたいキーワードの上位10サイトはチェックしましょう」と提唱している人がいます。
この提唱、正しいです。
それは、競争で勝つ余地があるかどうかを確認するためだけでなく、Googleがどのようなコンテンツを高く評価しているのかの傾向を探るためです。
「3万文字の大作記事を書いたから絶対に検索で1位になれる!」
と自信を持っても、Googleの評価基準と異なる場合は上位表示できません。
このような無駄なこと起こらないためにも、キーワードとの関連性を常に意識することが大切です。
この関連性の評価方法は、今後もアップデートすることは間違いないです。
アップデートの情報は、SEOに詳しい人から逐一入手できるようにしましょう。
僕がおすすめするフォローすべきSEOに詳しい方々
- 柏崎剛さん(@tkashiwazaki2)
- SEOおたくさん(@seootaku)
- SEO研究チャンネル(@seolabochannel)
リンクを貼っているWebサイトとページの質(Quality of linking sites & pages)
あなたのブログが、あるWebサイトからリンクをされているとします。
Googleは、どんなWebサイトからリンクされているのかチェックしています。
昔のGoogleのアルゴリズムは、この被リンクが
- リンクされてる数が多ければ評価する
- 関連性があるサイトからリンクがもらえていれば評価する
という評価基準がありました。
このアルゴリズムに対して、賢い人たち、無料ブログや自前のサイトを立ち上げて、評価を上げたいサイトにリンクを大量貼るという、自作自演のリンクをする行為が起きてしまい、検索結果の順位にも影響が出てしまうということがありました。
» 無料ブログのメリット・デメリットを分かりやすく解説【ブログ初心者必見】
-
無料ブログのメリット・デメリットを分かりやすく解説【ブログ初心者必見】
今評価されているのは
- 特定のジャンルにおいてリスペクトされている個人や企業、団体からリンクをもらう
- 社会的に影響力のある上場企業や政府機関からのリンクを受けること
これらのリンクを受けている場合、Googleはそのサイトを高く評価します。
たとえば、まだあまり知られていないNaoYama Blogが、ブロガー界隈で有名なマナブログからリンクをもらえば、GoogleはNaoYama Blogを高く評価します。
被リンクの重要性は変わりつつあるけど、検索順位に与える影響はまだ大きいです。
おそらく、今後も順位に影響するのは間違いありませんので、この辺りのアルゴリズムも注視するといいでしょう。
クエリとの関連性のある語句の利用(Use of query-relevant words & phrases)
クエリとの関連性のある語句、検索キーワードと関連性がある語句、いわゆる「共起語」のことです。
共起語とは、あるキーワードで検索した時に、一緒に使われるキーワードのことを言います。
例えば、「寿司」と調べた時に、ランチ、メニュー、店舗というキーワードも一緒に検索するでしょう。
このように、特定のキーワードにおいて、キーワードとキーワードが同時に出現する状況を共起と言い、その出現するキーワードのことを共起語と言うのです。
この共起語をGoogleは重視しているのです。
共起語検索を利用してみてください。
E-A-Tとは、
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
3つの概念の略です。
E-E-A-Tとは、
Experience(経験)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
4つの概念の略です。
質の高い記事:信頼できる記事でも説明したものです。
読者はもちろんのこと、実はGoogleにおいても重要なのです。
読み飛ばしてしまった方は、もう一度読み返してみてください。
モバイル対応度(Mobile friendliness)
Googleは、これまでパソコン用のサイトを基にコンテンツの質を評価してきました。
しかし、それがスマホ用サイトを評価の主軸に変わることになったのが、「モバイルファーストインデックス」と呼ばれる方針の転換です。
なぜこの変更が必要だったのでしょうか?
総務省が発表した「平成30年版 情報通信白書」によると、インターネットに接続する際に使われる端末として、10代から40代までの各年代で約80%以上がスマートフォンを使用しています。
これは、他の端末と比べても最も多い割合です。
僕が本業で携わっているサイトは、1ヶ月に150万程の訪問がありますが、その内8割がスマホからのアクセスです。
※Google Analyticsから得られた実際のデータです。
このことから、Googleはスマホにも対応したサイトの場合には、評価を高くするということを行い、モバイルファーストインデックスを実施したのです。
そうです。「実施した」過去形のお話です。
このモバイルファーストインデックスの情報がネット上で拡散され、Googleは2018年から徐々に適用し始めたことにより、これまでパソコン向けのサイトしかないのを、急遽スマホ対応したWebサイトが多くなったのです。
そして、2021年3月に強制移行されたのです。
今ではスマホ対応したサイトが当たり前という状態になっているはずなので、おそらく今は検索順位決定要因の上位5番目から下がっているはずです。
まとめ:質の高い記事とは
本記事を簡単にまとめると…
本記事のまとめ
ブログにおいて質の高い記事とは
- 読者の悩みや課題を解決できる記事
- 信頼できる記事
- 読者にとって読みやすい記事
- Googleが高く評価している記事
読者の悩みや課題を解決する記事を書くのに大事なこと
- あなたが持っている経験と知識を活かす
- 独自性のある記事にする
- 具体的な解決案を提案する
記事の信頼度を上げることに必要なこと
- 専門性を持っていること
- 権威性が感じられること
- 論理的な構成であること
- 具体的な例が挙げられていること
読者にとって読みやすい記事に必要なこと
- デザインに統一感を持たせる
- 文章が読みやすい・テンポがいい
- 画像や図解を活用する
- 適切な内部リンクを設ける
Googleが高い評価をしている記事とは
- キーワードとの関連性
- リンクを貼っているWebサイトとページの質
- クエリとの関連性のある語句の利用
- ドメインのE-A-T
- モバイル対応度
ブログにおいての質の高い記事というのは、
- 読者の悩み・課題を解決することができる記事
- 信頼できる記事
- 読者にとって読みやすい記事
- Googleが高い評価をしている記事
「質の高い記事」とは、たったの4つだけなのですが、実に奥が深いです。
いきなり、全部をクリアしなさいと言われても絶対に無理でしょう。
僕も無理です。
ブログはRPGゲームと同じように、継続することで徐々に武器や体力が得られます。
焦る必要はありません。ちょっとずつでいいので、理想とする「質の高い記事」を目指していきましょう。