こんな疑問にお答えします
本記事の内容
- ラッコキーワードとはどんなツールなのか
- ラッコキーワードの登録方法
- ラッコキーワードの使い方の説明
- ラッコツールズの中から5ツールを紹介
本記事の執筆者
あなたが運営しているインスタやTwitterから、ブログに多くのアクセス数があるのであれば、本記事で紹介する「ラッコキーワード」は利用する必要はありません。
今まで通りの記事の書き方で問題ありません。
一方、ブログのアクセス数が少なくて悩んでいる方は、ラッコキーワードをぜひ使ってもらいたい、もとい使いなさい。
ラッコキーワードは、それほど重要なツールなのです。
本記事は、こんな方々には特に読んで欲しい内容になっています。
- ブログのアクセス数が少なくて悩んでいる方
- Google経由(organic)のアクセス数を増やしたい方
- どんなキーワードで記事を書けばいいのか分からない方
- ラッコキーワードは知っているが使いこなせていない方
使いこなせば、お宝キーワードに巡り合い、アクセス数を増やし、収益も上がる可能性があります。
そんな便利なツール「ラッコキーワード」を詳しく解説していきます。
目 次
ラッコキーワードとは
冒頭でも書きましたが、あなたが運営しているSNSで既に多くのフォロワーがいて、ブログへのアクセス数があるなら、ラッコキーワードの力を借りる必要はありません。
一方、アクセス数が少ないという方が、本記事を見ていると思いますので、まずその悩みから解決していきます。
結論、Googleからのアクセス数を増やしましょう。
そのためには、
- キーワードを決める
- Googleの検索結果で上位表示させる(SEO)
2つの工程を踏めば、アクセス数を増やせます。
検索されていないキーワードを選んでも、誰もあなたのブログに訪れません。
自己満足のブログで終わってしまいます。
そんな状況を打破してくれるのがラッコキーワードというツールなのです。
ここから本チャプターである「ラッコキーワードとは」の説明に入ります。
公式サイトに書かれている内容を引用しますと
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワードリサーチツールです。
一瞬でキーワードリサーチに必要な情報を収集してくれる、コンテンツ制作者のためのツールです。
例えば、あなたが「ブログ」とGoogleで検索したとします。
そうすると、Googleは以下の条件をベースに検索予測をします。
- 入力した検索キーワード
- 過去に行った関連する検索
- 他のユーザーが検索しているキーワード(急上昇ワード検索を含む)
それから、Googleはアルゴリズムによって、サジェストキーワードを自動生成します。
- 他のユーザーが過去にそのキーワードを検索した頻度など、複数の要因に基づく。
- ウェブ上のさまざまな情報を反映するように設計されている。多くの人気トピックに関連する予測が表示される場合がある。
一部のサジェストキーワードは、あなただけしか表示されていないキーワードもありますが、その他のキーワードは、あなた以外のユーザーにもサジェストされています。
その「あなた以外のユーザーにもサジェストされているキーワード」を狙って、SEOを行えば、アクセス数が増える可能性があるのです。
その気持ち分かります。
この面倒な作業も担ってくれるのが、ラッコキーワードなのです。
ラッコキーワードのユーザー登録
現時点では1円も支払う必要はありません。
ただし、ユーザー登録をしないと、使用回数制限に引っかかってしまう可能性があるので、この機会に登録の手続きをしましょう。
ユーザー登録の手続きは簡単です。
メールアドレスの入力
「ラッコID利用規約に同意する」にチェックを入れるのを忘れずに。
メールの確認
このようなメールが届きます。認証URLをクリックします。
手続き完了
このような画面が表示されたら、ユーザー登録の手続きが完了です。
これで、無制限にラッコキーワードを利用することができるようになりました。
ラッコキーワードの使い方
まず始めにあなたが調べたいキーワードを入力します。
そうすると、キーワードがズラっと表示されます。
ラッコキーワードは大きく分けて7つのコーナーに分かれます。
それぞれ説明していきます。
①サジェストキーワードを調べたい検索エンジンの選択
- Google(デフォルト)
- Bing
- YouTube
- Google動画
- Amazon
- 楽天
- Googleショッピング
- Google画像
- マルチサジェスト
あなたがブロガーであれば、デフォルトの「Google」で問題ありません。
②サジェストキーワード
ここがメインとなるサジェストキーワードです。
検索ボリューム次第であるが、多くのブロガーが狙っている領域です。
SEO対策をしっかり行っている競合サイトが多いのであれば、あえてここの領域は狙わないというのも戦略の1つです。
ここでマークの説明をしておきます。
これはこのキーワードに絞って、さらに調べたい時に使いましょう。
こちらはこのキーワードのGoogleの検索結果を見たい時に、クリックすれば閲覧できます。
③サジェストのサジェストのキーワード
②サジェストキーワードで出てきたキーワードを使い、Googleで検索した時に、またサジェストしてくれたキーワードです。
ここまで来ると、検索ボリュームは下がりますが、SEO対策においての競合サイトが減るので、勝てる確率が上がります。
なるべくコンバージョンになりやすいキーワードを探すと、収益に繋がりやすいです。
④〇〇〇+あ い う…
あなたが調べたキーワードを中心にあいうえお順とアルファベット順にサジェストキーワードが表示されます。
あなたが記事を書くことができそうなキーワードを、ここからも探してみましょう。
⑤売り出し中のサイト
このラッコキーワードを運営しているラッコ株式会社は、Webサイトの売買プラットフォーム「ラッコḾ&A」というサービスも事業展開しているのですが、あなたが調べたキーワードに近い案件が紹介されています。
⑥中古ドメイン
こちらも、ラッコ株式会社が運営しているサービス「中古ドメイン販売屋さん」というサービスで、あなたが調べたキーワードに近しいドメインが表示されています。
⑦WEB検索トレンド
これはGoogleトレンドという、Googleが提供しているサービスが、ラッコキーワードの画面でも見ることができるようにしてあるだけです。
期間を変えたいなら、Googleトレンドで調べたほうがいいです。
ラッコキーワードとキーワードプランナーの連携作業
ラッコキーワードで調べたキーワードを、Googleキーワードプランナーに入れ込み、複数のキーワードを一括で検索ボリュームを調べるという作業について説明していきます。
-
キーワードプランナーで的確な検索ボリュームを見極めよう【ブロガー必読】
-
【要保存】無料で検索ボリュームが調べられる方法9選
まず、ラッコキーワードで調べたキーワードを抽出します。
画面右上にあります「全キーワードコピー(重複除去)」というボタンを押しますと、数秒後に右下に「コピー完了」と表示されます。
それからGoogleキーワードプランナーにアクセスします。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックすると、入力画面が表示されますので、ラッコキーワードでコピーしたのをペースト(貼り付け)して、「開始する」ボタンを押すと、検索ボリュームが出てきます。
Google広告に出稿したことがある場合には、検索ボリュームの数値が明確に分かります。
一方、Google広告に出稿したことがない場合には、検索ボリュームの数値が「10万~100万」とあいまいな数値で表示されます。
ただ、このあいまいな数値でも、
- 100~1,000の検索ボリュームはロングテール(スモール)キーワード
- 1,000~1万の検索ボリュームはミドルキーワード
- 1万以上の検索ボリュームがビッグキーワード
と思っていいでしょう。
これら3つのキーワードの意味が分からない方は、ロングテールキーワードの賢い探し方【探していたヒントがここに!】をご覧ください。
-
ロングテールキーワードの賢い探し方【探していたヒントがここに!】
ラッコキーワードにあるその他の便利機能の紹介
ラッコキーワードは、サジェストキーワードを抽出できる機能だけと思われていますが、他にも便利な機能が備わっています。
- Q&Aを見る
- ニュース/話題の記事を見る
- Googleトレンドを見る
- 共起語βを見る
- 周辺語・連想語を見る
- 類語・同義語を見る
Q&Aを見る
Yahoo! 知恵袋や教えて!gooで、あなたが検索したキーワードに関連した質問が出てきます。
ユーザーはどんなことで困っているのか、悩んでいるのか、つまずいているのかをYahoo! 知恵袋や教えて!gooで調べた上で、ブログの記事を書くことで、記事の質が上がります。
記事を書く前に、参考にするといいです。
僕は記事を書く上で、必ずYahoo知恵袋で、どんなことをユーザーは質問しているのかチェックした上で、記事を書いています。
ニュース/話題の記事を見る
スポーツや時事ネタや仮想通貨のような、毎日情報が刻々と変わるような、旬な情報を記事にする場合には、「ニュース/話題の記事を見る」はチェックしておくといいでしょう。
Googleトレンドを見る
あなたが上位表示を狙っているキーワードの検索数が、増加傾向なのか、減少傾向なのか把握することができます(ロングテールキーワードやミドルワードの場合には「表示するデータはありません」と出てしまうかもしれません)。
共起語βを見る
共起語というのは、特定のキーワードにおいて、キーワードとキーワードが同時に出現する状況を共起と言い、その出現するキーワードのことを共起語と言います。
例えば、「焼肉」の場合、このキーワードでGoogleの検索結果の上位に表示されているページで使われている言葉は「店舗」「食べ放題」「限定」「飲み放題」「価格」「料理」「2021年」というキーワードがヒットするので、あなたが記事を作成する際に、これらのキーワードも散りばめるといいでしょう。
周辺語・連想語を見る
あなたが検索したキーワードに連想される言葉を抽出してくれます。
類語・同義語を見る
あなたが検索したキーワードの意味に近い、別の言葉を抽出してくれます。
ラッコツールズの姉妹サービス「ラッコツールズ」
ラッコキーワード以外にも便利なツールがあります。
それが「ラッコツールズ」です。
130のツールが揃っています。
その中でブロガーが利用すると便利なツールを5つだけピックアップします。
見出し(hタグ)抽出
2種類の調べ方から文字数・タイトルタグ、見出しタグを調べることができます。
- 指定したキーワードで検索した際に表示される検索結果の上位10サイトから調べる
- 指定したサイトのURLから調べる
僕は、上位表示しているWebサイトの見出しを調べる時に毎回利用しています。
文字数カウント
記事の文字数をカウントしたい時に利用します。
基本の文字数(全角半角ともに1文字としてカウント、文前後の空白なし)のカウントの他に、オリジナル(空白あり)の文字数、各文字コードに変換した場合のバイト数が表示される他、行数や空白行抜きの行数、段落数、原稿用紙何枚分(1枚=400字)かなど、様々な文章の文字数の結果が表示してくれるツールです。
TITLE & META情報抽出
調べたいページのURLを入れれば、TITLEタグ、meta descriptionタグ、meta robotsタグ、CANONICAL URLを一気に調べてくれるツールです。
ソースから調べることはできますが、ソースが長いと無駄に時間がかかってしまうので、このツールを使っています。
Whois検索
ドメイン名またはIPアドレスで検索することで「Whois情報」を確認することができます。
ドメイン名を入力することで
- 登録年月日
- 有効期限日
- 更新日
- ドメイン年齢
- ネームサーバー
- ドメイン状態
の情報が表示されます。
OGP確認
Facebook、Twitter、はてなブックマーク、LINEに対応したOGPデバッガー・シミュレーターです。
あなたのブログ記事が各SNSで紹介された時に、どのように表示されるかを確認できます。
まとめ:ラッコキーワードの使い方
ラッコキーワードはブロガーであれば、必ず利用するツールです。
あなたが上位表示させたいキーワードを調べる時には、ラッコキーワードを使い、調べてみましょう。
決して難しいツールではないので、使いこなしてみましょう。
使いこなすには会員登録が自ずと必要になりますので、登録の手続きをしましょう。