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Webマーケティングの仕事:キャリア構築で大切なことを解説

【Webマーケ歴10年が教える】Webマーケティングという仕事とは
悩んでいる人
Webマーケティングの仕事に興味がありますが、具体的にどのような業務を行うのでしょうか?

 

「Webマーケティングの仕事って面白そう」
「なんかカッコイイ仕事をしている感じがする」
格好いい職業に思えるかもしれません。

 

しかし、地味な作業も多いです。

 

それでも、Webマーケティングという仕事はやりがいがあるのです。

 

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僕は現在、Webマーケティングの世界で約10年間働いています。

 

Webマーケティングはサイトのリリース後に成長を促進させる戦略を考え、実行する仕事です。

 

その戦略が成果を上げた瞬間がとても充実感を感じます。

 

この喜びは何度も味わえます。

 

この記事で、Webマーケティングについて詳しくお話しします。

 

本記事は、こんな疑問を解決に導きます

  • Webマーケティングとはどんな仕事なのか
  • Webマーケティングの仕事で大切なことは何か
  • Webマーケティングの仕事のやりがいは何か

 

本記事の執筆者

NaoYamaBlogの運営者「なおやま」の紹介

なおやま(@naoyama_san

 

僕の経験をもとに、良い点と悪い点をお伝えします。

 

これまでの10年間、2社での経験をもとにしています。

 

他の企業での状況は異なるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

 

 

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの仕事内容

僕はこれまでtoC向けのサービスの仕事をしてきたため、今回はtoB向けのマーケティングについては触れません。
なおやま

 

しかし、toB向けでも有用な考え方があるかもしれません。

 

B2Bマーケティングを担当する人は、役立つ内容があればぜひ使ってみてください。

 

それでは、本題に入りましょう。

 

Webマーケティングは多岐にわたります。

 

以下の4つのポイントに焦点を当て、詳しく説明していきます。

  1. 新規ユーザーの獲得
  2. サイト改善のためのアクセス解析
  3. リピーターを増やす
  4. 休眠ユーザーの再活性化

 

Webマーケティングの仕事:新規ユーザーの獲得

自サイトを成長させるためには、もっと多くの人に来てもらうことが必要です。

 

この目的を達成するには、次の3つの手段が効果的です。

  1. SEO
  2. 広告出稿
  3. SNSの活用

 

これらを上手に組み合わせることで、新しい訪問者を増やし、サイトの成長を加速させられるのです。

 

各手段はそれぞれ重要ですが、どう組み合わせて使うかが、成功へのカギになります。

 

SEO

SEOは、Googleなどの検索エンジンから質の良いユーザーを獲得する方法です。

 

「質の良いユーザー」とは、自サイトを使いやすい人たちのことです。

 

ウェブサーフィンという言葉が流行ってた時代と違い、今のGoogleユーザーは特定の目的を持ってサイトを探しています。

 

「〇〇〇を使いたい」「△△△を知りたい」「□□□を買いたい」「☆☆☆の問題を解決したい」といった明確な目的を持ったユーザーが多くなっています。

 

こうした明確な目的を持つユーザーがサイトに来ると、解決がしたいがためにサイトを利用する確率が上がります。

 

僕が携わっているサイトも、さまざまな手段でユーザーを獲得していますが、Googleからの訪問者は特に利用率が高いのです。

 

ただし、訪れる人の検索キーワードによって利用率が異なるため、SEOを実施する際にはキーワードの選定には、特に気をつける必要があります。

 

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このような理由から、SEOはWebマーケティングにおいて非常に重要な役割を果たしているのです。

 

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広告出稿

広告予算が増えれば、集客力も上がります。

 

SEOよりも多くの人々にリーチできますが、サイトの利用率が必ずしも高くなるわけではありません。

 

魅力的な広告や説明を用意し、人々が「お得だ」とか「便利だ」と感じさせることが大切です。

 

そうすると、リンクをクリックする確率が上がります。

 

訪問者が期待を持ってサイトを訪れたなら、その期待に応える内容や体験を提供する必要があります。

 

期待を裏切る内容は、利用を避ける原因になります。

 

ここまで説明すると、広告は利用しないほうがいいのでは?と心配に思ったかもしれません。

 

高い利用率を持つ広告手法があります。

 

それが「リターゲティング広告」です。

 

リターゲティング広告は、サイトを訪れたユーザーを追跡し、再訪を促す手法です。

 

特に、高価格の商品や比較が必要なものに効果的です。

 

多様な手法がある中で、一つ一つ調べるのは大変です。

 

そんな時、Web広告のプロ(広告代理店)に相談すると良いでしょう。

 

彼らは、サイトに合った広告を選んで、予算や目標に応じて実施してくれます。

 

Webマーケティングには多くの工数が必要です。

 

失敗しないWeb広告代理店の選び方!マーケティングのプロが教えるポイントとは?の記事を読んでもらえれば、Web広告代理店を利用して、効果的な広告運用を行えると思います。

 

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また、LTVを向上させたい場合は、LTVを向上させるための7つの手法【成功事例付き】の記事も参考になります。

 

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SNSの活用

SNSの有効な活用方法は、企業、サービス提供者、マーケターによって異なります。

 

新しいサービスを立ち上げた際に利用することもありますし、情報を広める手段として使われることもあります。

 

また、お客さんを集める目的だけで使うこともあります。

 

ここでは詳細については触れませんが、Webマーケティングの仕事では、SNSを活用する目的を明確にし、どのSNSを利用するか、何を伝えるかを決めることが大切です。

 

アドバイスを一つします。

 

SNSを始める前に、以下のポイントを事前に決めておくことをおすすめします。

  • 成功と認識するための指標や目標達成の期限はいつにするのか
  • 目標とするコンバージョン数はどれくらいか
  • 成功か失敗かを判断するための基準を決めておく

 

情報の発信が開始されると、フォロワーがいない状態でも、無駄な情報をダラダラと発信してしまうことがあります。

 

そのような状況でも、一度始めたら後戻りが難しいと感じ、継続してしまう傾向があります。

 

だから、始める前に、やめるか続けるかの基準を決めておくことが大事です。

 

Webマーケティングの仕事:サイト改善のためのアクセス解析

Googleアナリティクスのようなツールでサイトを分析しましょう。

 

これは単にレポートを作ることだけではありません。

 

自サイトでの課題や強みを探ることが目的です。

 

以下は具体例です

  • ユーザーがよく離脱するページはどこなのかか?
  • 直帰率が高く、ページの滞在時間が短いページはどこなのか?
  • コンバージョン率が低いページはどこなのか?
  • アクセス数が多い曜日はいつなのか?
  • アクセス数が多い時間はいつなのか?
  • Googleからのアクセス数が最も多いページはどこなのか?

ウェブサイトの改善を行う前に、これらの情報を基に現状を把握することが大切です。

 

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問題があるページは改善し、強みがあるページはさらに伸ばす機会を探しましょう。

 

Webマーケティングの仕事:リピーターを増やす

どのサイトでも、多くのリピーター(ファン)を獲得することは、とても大切です。

 

リピーターの多いサイトは成長スピードが速いです。

 

リピーターを増やすためには、積極的に計画を立て、それを実施することが必要です。

 

具体的な例としては、以下のような取り組みがあります。

  • 新しい機能を追加する
  • 特集コンテンツを組む
  • キャンペーンを実施する
  • メールマガジンの配信する
  • SNSを使って新しい情報を発信
  • ユーザーが役立つコンテンツを提供する

これらの計画を立てて実行することで、ユーザーはリピーターとなるのです。

 

Webマーケティングの仕事:休眠ユーザーの再活性化

Webマーケティングの仕事は、簡単そうに見えても実は難しいです。

 

その中でも、休眠ユーザーの再活性化は特に難しい課題です。

 

例えば、以前に使っていたけれど今は使わなくなったアプリがあったとします。

 

そんなアプリからプッシュ通知が届いた場合、あなたはそれをタップしてアプリを開きますか?

 

一部の人はアプリを立ち上げると思いますが、大半の人たちは無視します。

 

これは、サイトも同じで、以前使っていた人を呼び戻すのは容易ではありません。

 

そうしたユーザーを引き戻すには、いくつかの方法が考えられます。

  1. 休眠ユーザー向けの特別なオファーを出す
  2. 過去のサービスとの違いをアピールする
  3. 期間限定のキャンペーンを実施する
  4. 再参加に際して特典を与える/li>

これらの方法には費用がかかるものの、試す価値はあると言えます。

 

どの方法が再活動に繋がるかは、サイトによって異なるため、予測ができませんが、まずは計画を立ててみることが大切です。

 

Webマーケティングの仕事において大事なこと「数値を読み解く」

Webマーケティングの大事なこと「数値を読み解くこと」

Webマーケティングでは、数値を理解することがとても大切です。

 

数値を見ても、何も興味が見出せない人は、残念ながらWebマーケティングの仕事に向いていないかもしれません。

 

数値を見て、「なんでこんな数値が出ているのだろう?」「この数値はどの数値と連動しているのだろう?」など興味を持つことが大事です。

 

様々な数値を確認することで、以下のような具体的な意味があります。

  • 数値Aが改善すれば、自社のWebサイトが成長する
  • 数値Bが悪化しているなら、早急に施策を見直す
  • 数値Cが低下しているなら、サイト改善が必要

それぞれの数字を理解するスキルが要求されます。

 

悩んでいる人
どうすれば「読み解く力」を身につけられますか?

 

日単位、月単位、3ヶ月単位で数値に注目しましょう。

 

変化に注意を払いましょう。

 

あとは、知識のある人に積極的に質問しましょう。

 

これにより、自分なりの数値の読み方を習得し、「数値を読み解く力」を身につけられます。

 

Webは良い意味でも悪い意味でも、すべてを数値で判断できます。

 

感覚や経験に頼らず、数値を基にした判断をする習慣をつけましょう。

 

Webマーケティングの仕事のやりがい

Webマーケティングのやりがい

Webマーケティングの業務には、次のような仕事があります。

Webマーケティングの仕事

  • 新規ユーザーの獲得
  • サイト改善のためのアクセス解析
  • リピーターを増やす
  • 休眠ユーザーの再活性化

 

これらの目標を達成するため、データ分析、計画の立案、実施、結果の検証というPDCAサイクルを迅速に繰り返すことが重要です。

 

本記事の冒頭で述べたように、数値を分析し、改善策を考え、理想的な結果を得たときには達成感を味わえるのがWebマーケティングの醍醐味でもあります。

 

思い通りの結果が出ないこともありますが、諦めずに再挑戦することが大切です。

 

財務的な大損失がなければ、失敗を恐れずに積極的にチャレンジすべきだと僕は考えています。

 

失敗は成功の基です。

 

自身のPDCAサイクルを回すことで、サイトの成長だけでなく、自己成長も実現できます。

 

数多くの経験を積んだWebマーケターは、その価値が高まります。

 

失敗を恐れず、果敢に挑戦し続けましょう。

 

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なおやま

【IT業界歴20年目のWEB大好きマーケター】 ▶︎ WEBデザイナー → WEBディレクター → WEBマーケターに転身 ▶︎ WEBサイトに集客し、リアルの店舗に送客するビジネスが得意 ▶︎ アフィリエイト歴10年以上 ▶︎ A8アフィリエイター選手権でマスター級1位を獲得 ▶︎「Webマーケティングは面白さを当ブログで発信中

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