こんな疑問にお答えします
本記事の内容
- SEOの外部対策とは
- 内部対策との違いとは
- 良質な被リンクとは
- 自分でできる外部対策とは
本記事の執筆者
SEOの内部対策は自分でできますが、外部対策は他の人たちにお願いしないといけないので、難易度が高いと言われています。
外部対策は、なぜ難易度が高いのか、高いけれども解決策もあるので、その辺を本記事で触れていこうと思います。
こんな方々には特に読んで欲しい記事になっています。
- 外部対策とは何か理解できていない方
- 外部対策で画期的な解決方法を知りたいと思っている方
- 外部対策に苦戦している方
もちろん、内部対策をした上での話にはなりますが、本記事を読んで、即実践すれば、効果が順位に現れるでしょう。
ぜひ、試してみてください。
目 次
SEOの外部対策とは
他のWebサイトやブログから、あなたのブログにリンクが張られている(被リンク)ことが、まず大事。
ただ、リンクが多数張られていれば、Googleに高い評価してもらえるのかと言うと、そうでもありません。
自作自演が簡単にできてしまうからです。
自作自演とは、Amebaブログのような、無料で簡単に作れるブログを利用し、記事を書き、上位表示させたい本命のブログにリンクを張ります。
あたかも、他人がリンクを張ってくれたように見せる方法があるのです。
これをGoogleはPBN(プライベート・ブログ・ネットワーク)と呼んでいます。
昔、Googleは被リンクの数を、順位を決める要素にしていた時代がありました。
このPBNをするユーザーが多数現れたため、GoogleはPBNを評価しないアルゴリズムにしたのです。
1つ間違った認識をしてもらいたくないのは、これはあくまでも「質の低いブログからリンクが張ることがよくない」と言っています。
質の高いブログからのリンク(良質なリンク)は、評価されますので、その点だけは勘違いしないようにしてください。
検索順位を上げるための、悪意がある不正リンクは、Googleは良しとしていません。
場合によってはペナルティが課せられ、順位が大幅に下がるリスクがあります。
SEOの外部対策だからと言って、被リンクを無理矢理増やすのはやめましょう。
外部対策と内部対策の違い
前述しましたが、内部対策は、あなたが設定やコントロールできる対策。
一方、外部対策はあなた1人だけではできない対策になります。
外部対策に大事なことは、他のブロガーがあなたの記事を読んで、「自分のブログでも紹介したい」と思ってもらえるかです。
外部対策で大事な「良質な被リンク」とは
Googleが評価してもらえる被リンクは、ひと言で言ってしまえば「良質な被リンク」であれば、評価してもらえます。
3つありますが、正直言って、難易度が高いのです。
- 権威があるサイトからの被リンク
- 関連性が高いサイトからの被リンク
- 人気あるサイトからの被リンク
権威があるサイトからの被リンク
- 特定のジャンルにおいて、そのジャンルに属するグループから尊敬されているサイト
- 政府機関や大学や上場企業のような大きな影響力を持つサイト
このようなWebサイトは、Googleは「シード」と呼ばれるサイトとして定義しています。
この「シード」からどのくらい距離が離れているかで、評価が高い低いを判断していると思われます。(実際に、Googleが評価に使っているかどうかは定かではありません。)
Googleが取得している特許より(US9165040B1)
パターン①
シード(権威あるサイト)→ブログA→あなたのブログ
パターン②
シード(権威あるサイト)→ブログA→ブログB→ブログC→ブログD→あなたのブログ
パターン①の場合、シードからあなたのブログまでの距離が短いので、あなたのブログは高い評価がされます。
パターン②の場合、シードからあなたのブログまでの距離が遠いので、あなたのブログは評価が低くなります。
関連性が高いサイトからの被リンク
NaoYama BlogはWebマーケティングに関するブログであるので、同じWebマーケティングに関するWebサイトからリンクがもらえると、Googleの評価が上がります。
Webマーケティングに関するブログなのに、野球に関するブログからリンクが張られた場合には、関連性が低いので、Googleは高い評価してくれないのです。
人気あるサイトからの被リンク
誰も知っているようなサイトからリンクされた場合には、Googleは「信用あるサイト」として評価してもらえます。
人気あるサイトの運営者が、SNSもやっているなら、SNSで覚えてもらうために積極的にコメントやいいねを残し、あなたのブログの存在を知ってもらうことで、どこかのタイミングで被リンクがもらえるかもしれません。
簡単そうに見えて、最も難易度高いのが、人気あるサイトからの被リンクなのです。
自分でできるSEOの外部対策【基礎編】
基本的には、ブログやWebサイトの運営者がリンクするしないの判断するので、外部対策は難しいのですが、あなた自身でもできる外部対策が実はあります。
しかも「人気あるサイトからの被リンク」なので、評価が上がる可能性が高いのです。
その手法は、自分でできる良質なリンクの生成です。
良質なリンクの作成ができるWebサイトをご紹介します。
- HTML名刺
- lit.link
- ペライチ
- ブログサークル
- はてなブックマーク
- NewsPicks
- Tumblr
- にほんブログ村
外部対策に効果がありそうで、効果がないWebサイト
- note
- Yahoo知恵袋
それぞれ、説明していきます。
各サイトで紹介するドメインパワーは、パワーランクチェックツールで調べた結果です。
HTML名刺
ドメインパワー(63.0)※2022年12月29日調べ
HTML名刺とは、シンプルな自己紹介サイトを作れるサービスです。
複数のSNSのアカウントを持っていたり、ブログを持っていたりと、紹介したいURLが複数あるけど、SNSのプロフィールに載せられるリンクは1つなので、どのURLをリンクさせるか迷った経験はありませんか?
その時に活躍するのがHTML名刺。
1つの紹介ページに複数のURLを掲載できるので、SNSからリンクさせる際、このページにリンクさせてしまえばOKなのです。
lit.link
ドメインパワー(75.1)※2022年12月29日調べ
HTML名刺と同じ、自己紹介サイトです。
ただ、デザインが自由に選べる点が違います。
ペライチ
ドメインパワー(85.2)※2022年12月29日調べ
オンライン上で、HTMLの知識を必要なしで、ドラッグ&ドロップで高品質なWebサイトを構築できるサービスです。
月額1,078円から利用できるのですが、スタートプランという0円から利用できるプランもあります。
今回の外部対策の目的であれば、スタートプランで十分です。
こちらが、僕がペライチで作ったページです。
今回はSEO目的に作ったページのため、内容は簡素化されていますが、もっと内容を濃くすることは可能です。
作り方は簡単なので、会員登録してから試してみてください。
大事 あなたのブログに誘導するリンクを忘れずに。
ブログサークル
ドメインパワー(70.8)※2022年12月29日調べ
ブログサークルは、ブログにフォーカスしたコミュニティサービス。
自分が興味あるブログに関係するサークルに参加して、情報交換をしたり、自分のブログ記事を紹介したりと、ブロガー同士が活発に交流しています。
集まっている人たちの目的がみんな一緒なので、あなたのブログ記事が読まれる可能性が高いです。
登録したら積極的に投稿や交流してみましょう。
はてなブックマーク
ドメインパワー(89.8)※2022年12月29日調べ
ソーシャルブックマークとして有名な「はてなブックマーク」
お気に入り登録された数が多くなると、はてなブックマークのサイト上でも大きく取り上げてもらえるので、アクセス数が急増します。
ブックマークされている件数が多い記事は、本当に勉強になります。
ついつい読み更けてしまうほど、良質な記事が集まっています。
まずは、はてなブックマークに登録して、あなた自身が自分のブログ記事をブックマークして外部対策しましょう。
NewsPicks
ドメインパワー(84.6)※2022年12月29日調べ
「経済を、もっとおもしろく。」がコンセプト。
ビジネスパーソンや就活生の必携と言っても過言ではない、ソーシャル経済メディアのNewsPicks。
国内外の最先端の経済ニュースを専門家や著名人の解説しているので、ニュースがよく分かります。
ニュースの内容だけでは理解できなかったが、解説者が説明してくれたことで、「そういうニュースなのね」と納得・理解できた経験はありませんか?
そういうのを体験できるニュースサイト(アプリの方が有名かも?)です。
このNewsPicksに、会員登録してプロフィールを入力する画面に、あなたのブログのURLを入力できる箇所があります。
SEOの外部対策になります。
NewsPicks内で、あなた独自の意見を発信していけば、「この人、どんな人だろう?」と思われ、プロフィールを見られる機会が増えます。
ブログへの流入が期待できるでしょう。
Tumblr
ドメインパワー(97.3)※2022年12月29日調べ
Tumblr(タンブラー)は、アメリカ発のSNSです。
Tumblrでは「文章」や「画像」だけでなく、「動画」や「音声」など幅広い種類のメディアを投稿できます。
日本のユーザーは少ないのですが、SEOの外部対策にはなります。
特殊なSNSですので、使いこなすには慣れが必要です。
にほんブログ村
ドメインパワー(92.5)※2022年12月29日調べ
にほんブログ村は、ブログランキングサイトです。
外部対策には欠かせないWebサイトです。
必ず登録しましょう。
外部対策に効果がありそうで、効果がないWebサイト
nofollowとは
リンクのnofollow属性とは、設置することで、「このページにある全てのリンクをたどらない」または、「ある一つのリンクをたどらない」といった指示を、Googleを始めとした検索エンジンのクローラーに伝える役割があります。
リンク元が良質なリンクだったとしても、nofollowが設定されていた場合には、SEOとしては効果がありません。
ただし、URLは生きているので、アクセス数は増える可能性はあります。
note
noteとは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿し、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。
ブロガーであれば、noteで記事を書き、記事の販売目的で利用している方が多いのではないでしょうか。
以前のnoteは、記事内のURLにnofollowがなかったのですが、現在は付いているために、SEOの外部対策の役割としては弱いのです。
Pinterestは画像をブックマークするSNSです。
TwitterやFacebookと比べてしまうと利用者は、かなり少ないのです。
Twitter:4,500万人
Facebook:2,600万人
Pinterest:870万人
しかし、男女の比率で女性が80%であったりと、情報の集めやすさが他のSNSにはない機能があったりと、利用していくと面白いサービスです。
ただ、どの画像が他のユーザーに刺さるか分からないので、様々なパターンを作っては試していく必要があります。
投稿した内容にブログ記事のURLを入れられますが、残念ながらnofollowが付いているため、SEOの外部対策にはなりません。
Yahoo知恵袋
誰でも質問や回答の投稿ができるYahoo知恵袋には、URLを入れて投稿ができます。
一度、投稿したものは半永久的に残り続けるので、アクセス数を増やす上では、URL入りの投稿は必要です。
ただ、このURLにはnofollowが設定されているので、外部対策にはなりません。
しかし、Yahooのアクセス数は今でも多いのです。
similarwebで調べた結果がこちら。
1ヶ月に22億7千万の訪問数があり、国内2位のアクセス数です。
流入数を増やす上でも、積極的に回答していくといいでしょう。
自分でできるSEOの外部対策【応用編】
【基礎編】は、自分でWebサイトに登録すれば、外部対策ができる内容でした。
本チャプターの【応用編】は、難易度が上がりますが、3つの手法をご紹介します。
- サイトの相互紹介
- 記事の寄稿
- 引用されやすい記事を書く
それぞれ解説していきます。
サイトの相互紹介
まだSEOという言葉が世の中になかった時に、アクセス数が欲しかった時にやっていた施策がありました。
それは「相互リンク」です。
Twitterには、「相互フォロー」というのがまだ残っていますが、それに近しいものです。
当時、個人のサイトには、相互リンク用のページが設けられており、メールで連絡して相互リンクするという風習がありました。
しかし、ブログが出回り、相互リンクというものがなくなり、簡単にできるようにならなくなったのです。
「参考にすべきサイト紹介」みたいな記事の中で、他のブログを紹介するというのを時々見ますが、非常に少なくなっている手法です。
お互いにWin-Winになるような、相互リンクはないかを模索するしかありません。
記事の寄稿
本来、自分で書いた記事は、自分のブログに投稿するのが当たり前ですが、あえて他のブログに寄稿する手法があります。
ブロガーとして有名なクニトミさんは、寄稿という契約方法ではないかもしれませんが、他のブログで記事を書いています。
クニトミさんのブログ:副業コンパス
クニトミさんが寄稿している記事
》【副業コンパス】クニトミさんが運営するブログをSimilarwebで分析してみた
-
【副業コンパス】クニトミさんが運営するブログをSimilarwebで分析してみた
このように、他のブログに記事を寄稿することで、「この記事を書いた人」として紹介されるので、その際にあなたのブログが確実にリンクしてもらえます。
寄稿された側は1つ記事が増えますし、寄稿した側はリンクが1つ増えるということで、お互いにWin-Winになるので、効果的な手法です。
引用されやすい記事を書く
記事の一部を引用する際には、リンクを添えて文章を引用するのは鉄則です。
そうです。
引用されやすい記事を書けば、リンクが自ずと増えていくのです。
引用されやすい記事とは何か?
僕の記事が引用されるケースが少ないので、僕が引用する場合、ケースは以下の通りです。
- 独自で集めた情報を分かりやすく図解した記事
- 独自の切り口から書いた記事
- 独自で集計したアンケート結果
- 海外の情報を翻訳した記事
他の記事では扱っていない、オリジナルの情報や考え方を記事化したのは、他のブロガーが記事にする上で重宝されるのです。
まとめ:【SEOの外部対策】良質な被リンクとは(自前でもできる方法教えます)
本記事を簡単にまとめると…
本記事のまとめ
外部対策で大事な「良質な被リンク」とは
- 権威があるサイトからの被リンク
- 関連性が高いサイトからの被リンク
- 人気あるサイトからの被リンク
自分でできるSEOの外部対策【基礎編】
- HTML名刺
- lit.link
- ペライチ
- ブログサークル
- はてなブックマーク
- NewsPicks
- Tumblr
- にほんブログ村
自分でできるSEOの外部対策【応用編】
- サイトの相互紹介
- 記事の寄稿
- 引用されやすい記事を書く
SEOの外部対策は、Google VS SEOをする人との戦いで、難易度が上がっています。
上記のまとめにも書きましたが、3つの良質なリンクを集めなければなりません。
SEO会社で、外部対策だけをするという会社もありましたが、ほぼ難しいでしょう。
オリジナルの情報を発信し、それを見た他のブロガーが、あなたの記事は参考となるので引用する、そして時にはインフルエンサーからも注目してもらえる。
この循環ができたら、外部対策は完成でしょう。
ですが、なかなかできないのが現実です。
質の高い記事を書いて、読者や他のブロガーに信頼を積むことが、まずは大事なことです。
》【完全保存版】SEO対策は何をすればいい?2024年最新SEOガイド
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【完全保存版】SEO対策は何をすればいい?2024年最新SEOガイド