
こんな疑問にお答えします
本記事の内容
- ブログで失敗する17個の理由を教えます
- 失敗してもやり直せるのがブログの醍醐味
本記事の執筆者
ブログにおいて「失敗」という概念は実はないです。
なぜなら、失敗しても簡単にやり直せるからです。
よく「失敗は成功の元」と言われますが、これは間違いではありません。
失敗を経験することで、間接的に成功への道を開けるのです。
しかし、できれば失敗は避けたいものです。
僕の周囲には、失敗から学んだブロガーが多いです。
彼らからの話をもとに、失敗の理由を17個紹介しようと思います。
以下のような方々に特に読んでいただきたい記事になっています。
- ブログで成功しているのか失敗しているのか分からない方
- ブログでできるだけ早く成功したい方
- ブログで挫折を味わいたくない方
- ブログの失敗例を知り、成功への近道を見つけたい方
この記事を読めば、「ブログの転ばぬ先の杖」ではありませんが、多くの失敗の理由を知り、最短で成功への道を進む手助けができるでしょう。
目 次
- 1 ブログで失敗する理由
- 1.1 ブログのコンセプトが定まっていない
- 1.2 勝てる市場かどうかの事前調査が不十分
- 1.3 過度にニッチな市場を選んでしまう
- 1.4 最初からブログで稼げると思い込んでいる
- 1.5 目標を決めていない
- 1.6 ブログの優先度が低い
- 1.7 コンセプトが定まっていない
- 1.8 インプットを怠る
- 1.9 お金稼ぎが優先で、興味のないジャンルのブログを運営する
- 1.10 記事の量にばかり注力して品質を疎かにする
- 1.11 記事の更新頻度が低い
- 1.12 収益記事を書かない/収益記事へのリンクがない
- 1.13 デザインがイケてない
- 1.14 努力を避けようとする
- 1.15 ブログ運営が苦痛になる
- 1.16 集客の強化ができていない
- 1.17 独自性のある記事がない
- 2 まとめ:【ブログの17の失敗】理由を知っていれば、ブログの成功確率が上がります
ブログで失敗する理由
ブログで失敗してしまう理由を「事前準備編」と「運営編」の2つの視点から紹介します。


運営中のブログでも、方針を変更することはいつでもできます。
もしかしたら、現在あなたは失敗への道を爆走中かもしれません。
良い機会ですので、一度ブレーキを踏んで、今から紹介するブログで失敗する17の理由をチェックしてみてください。
▼事前準備編▼
- ブログのコンセプトが定まっていない
- 勝てる市場かどうかの事前調査が不十分
- 過度にニッチな市場を選んでしまう
- 最初からブログで稼げると思い込んでいる
- 目標を決めていない
- ブログの優先度が低い
- コンセプトが定まっていない
▼運営編▼
- インプットを怠る
- お金稼ぎが優先で、興味のないジャンルのブログを運営する
- 記事の量にばかり注力して品質を疎かにする
- 記事の更新頻度が低い
- 収益記事を書かない/収益記事へのリンクがない
- デザインがイケてない
- 努力を避けようとする
- ブログ運営が苦痛になる
- 集客の強化ができていない
- 独自性のある記事がない
これら17個の原因を理解し、対策を講じることで、ブログ運営を成功に導くことができます。
ブログのコンセプトが定まっていない

僕のブログのコンセプトは「ただのブログを、お金を稼ぐブログへ!」のようなイメージです。
もし一言でブログを紹介できなければ、あなたのブログを訪れる読者も何を期待すべきか分からないはずです。
ブログに訪れる人は、その内容や名前から何について書かれているブログなのか推測しますが、はっきりとしたテーマがないと、不安を感じて離れてしまうこともあります。
もしあなたが有名人であれば、コンセプトがバラバラのブログでも問題ありませんが、無名であれば、何か明確なコンセプトがなければ、残念ながら記事を読んでもらうことは難しいでしょう。
あなたは初めてアクセスした全く知らない人が書いた日記を読みますか?
おそらく読まないでしょう。
しかし、あなたが好きなこと(例えばゲーム、旅行、投資)について書かれたブログなら、気づけば読んでいることもあるはずです。
だから、ブログに訪れる人を引き付けるには、はっきりとしたテーマを持つことが重要なのです。
もしまだテーマが決まっていないなら、簡潔に伝えられるテーマを考えましょう。
勝てる市場かどうかの事前調査が不十分
単純に日記や日々の出来事を語るブログであれば、気にすることはありません。
たとえば、車についてのブログを始めたいと考えた場合の話をしましょう。
もう多くの人が車関連のブログを立ち上げています。
この分野でSEOで上位に立つのは難しいかもしれません。
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-
【SEOとは】いまさら聞けないSEOの基本の「き」を解説
だからこそ、ブログを始める前に「どんな分野なら可能性があるか」を調べることが大切です。
それにより、あなたのブログに訪れる人を増やす助けになるでしょう。

僕が実践している市場を見つける手順をご紹介します。
- 自分がブログで100記事書けるであろう事柄をキーワードで全て書き出します。自分の「得意なこと」「よく知っていること」「経験したことがあること」を考えると、たくさんのアイデアが出てくるでしょう
- ①で調べたキーワードをaramakijake.jpやGoogleキーワードプランナーを使って検索ボリュームを調べます
- Googleで検索して上位10のサイトに法人が作ったWebサイトやオウンドメディアが存在するか調べます
- アフィリエイトASPでキーワードに関連する広告の種類が多いかどうかを確認する
- ④で見つけた広告の成果報酬が高いか、成果地点が適切かを確認します
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aramakijake.jpの使い方と精度を徹底解説!検索ボリューム調査に欠かせないツール
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-
キーワードプランナーで的確な検索ボリュームを見極めよう【ブロガー必読】
これらの手順を踏むことで、勝機のある市場を見つけることができるでしょう。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 多い | 増加傾向 | 法人サイト が少ない |
多い | 高い | ◎ |
この組み合わせであれば、ブログでのアクセス数・収益が見込めるので、すぐにブログを立ち上げたほうがいいでしょう。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 少ない | 増加傾向 | 法人サイト が少ない |
多い | 高い | ◎ |
現時点では、検索ボリュームもアクセス数も少ないかもしれませんが、成長の余地がある市場です。
ですから、先手必勝とは言えませんが、チャンスがあると考えられます。
ただし、市場が未熟な側面もあり、期待と裏腹になる可能性もあります。
例えば、2021年1月に話題になった招待制の音声SNS「Clubhouse」のように、一気に伸びてから急速に衰えることも考えられます。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 多い | 減少傾向 | 法人サイト が少ない |
多い | 高い | 〇 |
この組み合わせの場合、今は検索ボリュームが多いので、ブログを立ち上げてもOKだが、市場が縮小傾向にあるので、徐々に稼げなくなる可能性がある。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 多い | 増加傾向 | 法人サイト が多い |
多い | 高い | △ |
もし検索結果の上位には法人が運営しているWebサイトが多い場合、自分のサイトが上位表示される確率は非常に低くなります。
そのため、検索エンジンからのアクセスは期待できなくなってしまいます。
しかし、SNSを活用してアクセス数を増やす方法があれば、状況は改善される可能性があります。
この場合、評価は△から〇に変わることが期待されます。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 多い | 増加傾向 | 法人サイト が少ない |
少ない | 高い | 〇 |
あなたが「ブログで稼ぎたい」という目的があるのであれば、広告の種類が少ないとなると、稼ぐのが難しいでしょう。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 多い | 増加傾向 | 法人サイト が少ない |
多い | 安い | △ |
ブログを立ち上げるのには申し分のない点がありますが、成果報酬の単価が低い場合、多くのアクセス数が必要となります。
つまり、「稼ぐ」というのは難しいと言えるでしょう。
しかし、アクセス数が増えると、企業から「ウチの商品を紹介して欲しい」といった『企業案件』が舞い込むことがあります。
こうした場合、ASPを介さずに直接、あなたのブログに問い合わせが来ることが多いのです。
こうした案件が入れば、成果報酬の単価が大幅に上がる可能性もあります。
過度にニッチな市場を選んでしまう
ニッチ市場とは限られた人たちが知っている特定の領域です。
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-
【アフィリエイトで勝つ戦略】ニッチなジャンルの探し方
この市場では、あまり多くの人が検索を行わないため、自分のブログに多くの読者が訪れることは少ないです。
しかし、ニッチ市場にはチャンスが潜んでいます。
以下のような条件が揃っていれば、特にそうです。
書ける記事が 多いかどうか |
検索ボリューム数 | 検索ボリューム の増減 |
検索上位 10サイト |
広告の種類 | 成果報酬 の単価 |
総評 |
多い | 少ない | 増加傾向 | 法人サイト が少ない |
少ない | 高い | ◎ |
- 競合が少ない
- 検索ボリュームが増加傾向にある
- 成果報酬の単価が高い
- リピート購入が期待できる
これらの条件がそろっているのであれば、挑戦する価値があります。
読者数が少なくても、リピートしてくれる可能性があります。
そして、ブログを運営する目的が収益化である場合、成果報酬の単価が1万円以上であると良いでしょう。
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ブログ収益化の成功法則!必ず知っておきたいおすすめ手法
例えば、無料会員登録系のアフィリエイトでは報酬が500円前後が多く、読者数が少ない場合は収益額が伸びません。
1件あたりの報酬額が高いかどうかも判断の基準にしましょう。
最初からブログで稼げると思い込んでいる
こちらは「実際のモチベーション」と「想像している収益」と「実際の収益」を表現したグラフです。
ブログを始める方々は、ネット上の
「ブログは稼げるよ」
「難しい知識なく、誰でも簡単に始められるよ」
「低コストで始められるよ」
という言葉に影響を受けて、多くが始めているのではないでしょうか。
そういった方々が描くグラフは、「想像している収益」だと思われます。
記事を書けば書くほど、収益も増えていくはずだと想像しています。
しかし、実際は違います。
「実際の収益」のグラフのように、最初の数ヶ月、時には数年間、収益がほとんどないこともあります。
こうした状況になると、「想像している収益」と「実際の収益」との間にギャップが生まれ、モチベーションが下がってしまうのです。
その結果、多くの人が「ブログは稼げない」「ブログは時代遅れだ」と思い込んでしまいます。
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ブログはまだまだ健在!オワコン説を覆す5つの理由
重要なのは、根気よく続けること。
いつか成功すると信じてブログを書き続けることです。
ただし、需要のない記事を書いても、読者や検索エンジンからの評価は得られません。
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【ブロガー必見】質の高い記事とは【やることは4つだけ】
試行錯誤は必要です。
「何がダメだったのか」「何を改善すればいいか」といったことを考えることが大切です。
この試行錯誤を、マーケターたちは「PDCAサイクル」と呼んでいます。
D:Do(実施する)
C:Check(結果を確認する)
A:Action(改善する)
P→D→C→Aの順番で実施し、改善する場合には、再びPに戻るのです。
このように改善を繰り返すことで、徐々にブログの成果が上がり、成功へと繋がります。
成功が積み重なれば、「ブログで稼げる」という当初の目標に近づけるのです。
目標を決めていない
のんびりブログを始める方は、目標の設定は必要ありません。
でも、「稼ぎたい」「インフルエンサーになりたい」「ブログをきっかけに本を出したい」という何か実現したいという夢がある人は、目標を設定することが大切です。
目標があれば、達成への意欲がわきますし、途中で挫折しても支えになります。
ただし、目標は現実的でなければなりません。
あいまいすぎると、自分が目標に近づいているのか分からなくなることがあります。
現実的な数値目標を立てましょう。


例えば、「毎月ブログから10万円稼ぐ」という目標を設定した場合、達成するためには以下のような計算式を考える必要があります。
アクセス数 × CTR(クリック率) × CVR(コンバージョン率)× 承認率 × 成果報酬単価 = 10万円
それぞれの言葉の意味を説明します。
アクセス数
あなたのブログへのアクセス数です。Google Analyticsのようなツールを使えば把握できます。アクセス数はページビュー数、セッション数(訪問数)、ユニークユーザー数に分けられます。
CTR(クリック率)
アフィリエイト広告のリンクがクリックされる割合。クリック数÷アクセス数で算出できます。
CVR(コンバージョン率)
アフィリエイト広告のリンクを踏んで、目標地点に到達する割合。成果発生数÷クリック数で算出できます。
承認率
コンバージョン後、広告主が成果を承認する割合。承認率は承認数÷コンバージョン数で算出できます。
成果報酬単価
1件の成果で得られる報酬額。
目標の「毎月ブログから10万円の収益を生み出したい」に戻りましょう。
この目標を方程式に当てはめます。
アクセス数 × CTR × CVR × 承認率 × 成果報酬単価 = 10万円
方程式の中に、あなたが稼ぎたい10万円を置きました。
成果報酬単価を1万円と仮定しましょう。
アクセス数 × CTR × CVR × 承認率 × 1万円 = 10万円
承認率を100%と仮定しましょう。
アクセス数 × CTR × CVR × 100% × 1万円 = 10万円
CVR(コンバージョン率)は商品によって異なりますが、仮に1%としましょう。
アクセス数 × CTR × 1% × 100% × 1万円 = 10万円
CTR(クリック率)はブログによって異なりますが、仮に5%としましょう。
アクセス数 × 5% × 1% × 100% × 1万円 = 10万円
ここまで数値を埋めると、中学生の頃に学んだ方程式を思い出して解くことができます。
アクセス数を「X(エックス)」と置き換えれば、簡単です。
そうすると、X = 20,000 という答えが出てきます。
したがって、毎月20,000のアクセス数があれば、10万円の目標を達成する可能性があります。
1日あたりだと667になります。
この結果を元に、SEOやSNSを通じてアクセス数を増やす小さな目標を設定します。
たとえば、SNSから毎月10,000アクセス数を獲得するという目標であれば、何投稿すればよいのか、どれだけのフォロワーを獲得すればよいのか、新たな小さな目標を設定することになります。
目標を達成するとモチベーションが高まります。
小さな目標を多く持つことで、成功の喜びを何度も感じることができ、ブログ運営のモチベーションを保たれます。
》ブログのモチベーションを上げる方法12選【すぐにできます】
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ブログのモチベーションを上げる方法12選【すぐにできます】
仮に10万円の目標に届かなかった場合も、どの数値が目標から遠ざかっているのかを把握し、数値を可視化することで次のステップにつなげられるのです。
ブログの優先度が低い
各人には独自の生活のリズムや重要視すべきことがあります。
ですから、「ブログを最も重視しましょう」とは僕は言いません。
しかし、ブログの優先度を下げがちな方は、徐々に記事を書くことが面倒になってしまう傾向があります。
その結果、更新の頻度も落ち、気づけばブログを辞めてしまうことがよくあります。
「毎日たった1時間でも良いので、ブログの作業を行いましょう」といった具合に、なるべく優先度を高めることが大切です。
コンセプトが定まっていない
ブログのコンセプトが定まっていないと、ブログ内を回遊しようとする読者が
- 長く滞在しない
- リピーターにならない
という問題が起きてしまい、ブログの成功を左右する大きな要因なので、明確なコンセプトを持つことが重要です。
コンセプトを考える時に、重視すべき5つポイントがあります。
- 自分が本当に好きなことや得意なこと
- 誰に向けてブログを書いているのかを明確にする
- 競合ブログを分析する
- 具体的なコンセプトを作り上げる
- 定期的に見直す
自分が本当に好きなことや得意なこと
ブログは長く続けることが大切です。
そのため、自分が興味を持っていることや得意なことでないと、モチベーションを維持することが難しくなります。
自分が好きなことなら、自然と記事の内容が充実し、読者にとっても共感を得やすいブログになります。
誰に向けてブログを書いているのかを明確にする
読者がどのような人かを明確にすることで、記事の内容や書き方に一貫性が生まれます。
読者の年齢や性別、興味関心などを想定することで、より具体的なコンセプトを考えることができます。
競合ブログを分析する
同じようなテーマのブログがすでに存在する場合は、それらを分析して自分のブログをどう差別化できるかを見つけます。
競合ブログの内容や強み・弱みを分析し、自分のブログでどのように独自性を出すのかを考えましょう。
具体的なコンセプトを作り上げる
これらを踏まえて具体的なコンセプトを設定します。
これにより、ブログの大枠が決まり、記事の内容や方向性が定まります。
定期的に見直す
ブログを運営していく中で、読者の反応や自身の興味関心の変化に合わせて、コンセプトを見直すことが大切です。
時にはコンセプトを変えたり、新しいアイデアを加えたりして、ブログを良い方向に導いていきましょう。
インプットを怠る
ブログを書く上で、多くの人が直面する問題があります。
それは、ネタ切れです。
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「ブログのネタ切れ」の悩みから抜け出すための9つ解決策
ネタ切れとは、新しいアイデアや情報が不足している状態を指します。
このような場合、新しい情報や知識を取り入れることが必要です。
ただし、他の記事をそのまま使うのは避けましょう。
それは、Googleからペナルティを受けるリスクがあるからです。
新しい知識を得る方法として、本を読んだり、動画を視聴し、自分の知識や経験と結びつけて、オリジナルの記事を作り出します。
インプットを継続することで、記事を継続して作れるようになり、ブログ更新も楽しくなります。
お金稼ぎが優先で、興味のないジャンルのブログを運営する
例えば、エステの成果報酬額が高いので、エステに関するブログを始めたとします。
でも、エステを一度も体験していないし、興味もそんなにないなら、徐々に運営が難しくなってきてしまいます。
記事を書くのに時間もかかるし、その努力が報われるかどうか、よく考える必要があります。
もし運営に自信がなくなったら、辞めるという選択肢も考えるべきです。
そうなるのであれば、自分の興味があるジャンルや好きなジャンルをブログのテーマにしましょう。
それによって、長期間にわたってブログを運営ができるのです。
記事の量にばかり注力して品質を疎かにする
僕も同じ経験をしました。
記事のネタ収集や記事の構成を先に考えると、早く記事を書き上げたいという気持ちだけが強くなり、結果として品質が疎かになってしまうことがあります。
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ブログの記事構成を作り方【記事の良し悪しは構成で決まる】
リライト作業に取りかかった時に、記事を作った当時は「完璧だ!」と思い、ブログの「公開」ボタンを押したつもりでしたが、読み返すと誤字脱字が目立ったり、内容が薄かったりして、恥ずかしさと後悔が混ざり合った気持ちになることがあります。
しかし、過去の記事をリライトし、改良することで、徐々に品質が向上します。
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ブログの効果的なリライトのやり方講座【ブクマ推奨】
これはSEOの評価にも良い影響を与えます。
記事の量産だけでは、残念ながらブログは成功しないので、その点は注意が必要です。
質を落とさずに、効果的な内容を提供することが大切です。
》ブログで成功するには量よりも質?質よりも量?【問題解決します】
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ブログで成功するには量よりも質?質よりも量?【問題解決します】
記事の更新頻度が低い
更新が頻繁だと、ブログへの訪問者が増える傾向があります。
毎日記事を更新していれば、読者は「このブログは毎日更新しているから、また明日も見に来るかな」という気持ちになります。
一方で、更新が少ないと、次の更新がいつか分からないブログは、読者の関心を引き続けるのが難しくなります。
確かに毎日更新するのは大変ですが、できる範囲で更新の頻度を増やす努力をすることが大切です。
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ブログの更新頻度がSEOに与える効果とは?
収益記事を書かない/収益記事へのリンクがない
「なおやまさん、ブログで収入を得るのは難しいからやめます」と言う人のブログを見ると、集客記事はあるけど収益記事がないということがあります。
収益記事とは、アフィリエイトの案件を紹介し、利益を生む記事のことです。
「私も収入につながる記事を作るのを忘れていました!どこのASPに登録すればいいですか?」という方は、》おすすめのアフィリエイトASP厳選9選【今すぐ登録!】の記事をご覧ください。
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おすすめのアフィリエイトASP厳選9選【今すぐ登録!】

各ブログによって異なりますが、収入につながる記事ばかりだと「商品ばかりを売りつけるブログ」と思われてしまい、読者から嫌われることがあります。
僕がおすすめするバランスは「10(集客記事):1(収益記事)」です。
失敗する原因としてもう1つあるのが、収益記事を書いたが集客記事からのリンクがないというケースがあります。
ブロガーの中には、「リンクがなくても収益記事は、集客記事と同じように自然に読まれるから大丈夫」と思っている方もいます。
もちろん、Googleから収益記事に直接流入することはあるでしょう。
しかし、わざわざ集客記事で集客したのなら、収益記事に読者を動かすリンクを設置しましょう。
ただし、無理やりなリンクは無意味です。
例えば、英会話に関する記事を書いてあるのに、ウォーターサーバーを紹介した収益記事をリンクしても、誰もクリックしませんし、たとえクリックしたとしてもウォーターサーバーを申し込む人はいないでしょう。
この場合、英会話の記事であれば、英会話学校に関する収入につながる記事へ誘導するのが自然です。
「必ず英会話学校に申し込んでください」と強く誘導するよりも、「参考にしてみてください」と軽い感じでリンクを添える方が、読者にとって親切です。
リンクを貼る際は、この点に注意してみてください。
デザインがイケてない
記事の質は高いのですが、
- フォントが見づらい
- 色使いが多すぎる
- 統一感がない
- 装飾が過剰
など、デザインが良くないため、読者は記事を読む前にあなたのブログから離れてしまいます。
これはとてももったいないことです。

デザインに困っているなら、「インフルエンサーと呼ばれるブロガーのブログ」と「Webデザイナーとして活躍しているブログ」の2種類をチェックしましょう。
インフルエンサーは、記事の質だけでなく、ブログのデザインにも気を使っています。
、読みやすく不快感のないデザインが特徴です。
Webデザイナーが運営しているブログは、「さすが!プロのデザイン」と感じるデザインが多いです。
全く同じデザインを真似るのは難しいかもしれませんが、デザイン感覚は身につけられるので、参考にしてみるといいでしょう。
努力を避けようとする
人間は、困難やつらい経験を重ねると、楽をしたいと願うものです。
もちろん、時間が少ないときに便利なツールを活用し、効率を上げるのは悪いことではありません
しかし、楽をしすぎると、後に苦しい結果を招くこともあるので、気を付ける必要があります。
たとえば、文章作成ツールについてです。
インターネット上には、文章を自動で生成するツールがあります。
でも、これをそのまま使うと、SEOの評価が上がらないかもしれません。
なぜなら、他のブロガーも同じツールを使い、似たような内容をブログ記事にしているからです。
現時点では、ツールによる強力なSEOや読みやすい文章、心に響くコピーライティングを実現するのは難しいです。
ツールには限界があるため、使い方や選び方についての判断力を養うことも大切です。
ブログ運営が苦痛になる
- ネタがない
- インプットとアウトプットの循環ができない
- SEOが分からない
- WordPressが分からない
- HTMLが分からない
- アフィリエイトの仕組みが分からない
ブログを運営していく中で、分からないことが出てきます。
このような時、調べたり、誰かに教えてもらったり、手伝ってもらうことが大切です。
ただし、面倒に感じると、ブログ運営自体が苦痛になりかねません。
もし周りにブログに詳しい人がいれば、その人に相談することもできますが、いない場合は自分で調べたり勉強したりする習慣を身につけるしかありません。
ただし、苦労して問題を解決したときは、あなたの貴重な経験・知識となります。
悩みを解決したら、同じ問題に直面している人に向けて記事を書くといいでしょう。
僕が一番苦労した記事は、》RankTracker(ランクトラッカー)のアフィリエイトの始め方です。
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RankTracker(ランクトラッカー)のアフィリエイトの始め方
このASPは海外のもので、登録に時間がかかりました。
しかし、同じように悩んでいる人も多いだろうと思い、記事にすることで特定のキーワードで上位表示ができました。
ブログ運営が苦痛だと感じるかもしれませんが、逃げずに少し苦労してみてください。
プラスの結果が得られるはずです。
集客の強化ができていない
Googleからの集客を考える場合、SEOに関する知識が不足していることがあります。
》【完全保存版】SEO対策は何をすればいい?2025年最新SEOガイド
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【完全保存版】SEO対策は何をすればいい?2025年最新SEOガイド
SNSを活用する場合、ブログに集客するための投稿ができていなかったり、フォロワー数を増やす取り組みが不足していることがあります。
記事の品質を上げれば自然とユーザーが集まると考えるかもしれません。
しかし、残念ながら読者は自然には現れません。
集客元から人々を引き付けるための努力や取り組みが必要で、その結果、一部の人がブログを訪れます。
また、集客元の数値を増やすことも、ブログ成功のためには重要な点です。
》ブログで成功させるための8つの集客方法【集客前にチェックすべきこととは】
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ブログで成功させるための8つの集客方法【集客前にチェックすべきこととは】
独自性のある記事がない
「記事の量にばかり注力して品質を疎かにする」にも関連する話にはなりますが、記事の量産を重視してしまうばかりに、
- 他のブログ記事をそのままコピペした記事
- 表面的な情報だけを羅列した記事
- 自分の意見や経験を全く書いていない記事
という記事になってしまうことがよくあります。
これらの記事は、知識がない方にとっては新しい情報かもしれませんが、少しでも知識がある方には物足りないものになりがちです。
読者の満足度を上げるためにも、SEOのためにも、次のようなことに気をつけることが大事です。
- 自分の経験や考えを盛り込む
- 独自調査や分析を行う
- オリジナリティのある表現を使う
「自分の経験や考えを盛り込む」は、すべてが成功した話でなくても構いません。
実際には、失敗談のほうが読者には共感されやすく、親しみやすい印象を与えることができます。
これらを心がけることで、読者にとって価値のある内容を提供し、より多くの方に読んでもらえるようになります。
まとめ:【ブログの17の失敗】理由を知っていれば、ブログの成功確率が上がります
本記事を簡単にまとめると…
本記事のまとめ
ブログで失敗する17個の理由
- ブログのコンセプトが定まっていない
- 勝てる市場かどうかの事前調査が不十分
- 過度にニッチな市場を選んでしまう
- 最初からブログで稼げると思い込んでいる
- 目標を決めていない
- ブログの優先度が低い
- コンセプトが定まっていない
- インプットを怠る
- お金稼ぎが優先で、興味のないジャンルのブログを運営する
- 記事の量にばかり注力して品質を疎かにする
- 記事の更新頻度が低い
- 収益記事を書かない/収益記事へのリンクがない
- デザインがイケてない
- 努力を避けようとする
- ブログ運営が苦痛になる
- 集客の強化ができていない
- 独自性のある記事がない
ブログでよくある失敗の17個をご紹介しました。
ただし、ブログで失敗しても、それほど大きなマイナスにはなりません。
仮想通貨などの場合、レバレッジを利用していた場合には大きな損失につながる可能性がありますが、ブログの場合は数万円ほどで済みます。
失敗を経験として受け止め、再チャレンジすれば良いのです。
ブログで失敗する17個の理由を参考にしながら、ブログの成功率を上げていきましょう。